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50代、働く母で2人の子どもがいます。

育児の振り返り、日々の出来事など

綴っています。

 

 

 

 

 

非認知能力とは何かについて本を通して得た知識と感想を書き綴っています。

 

今回は「メタ認知」についてです。

就活でも聞かれることあるみたいですが、知らなかったら「何それ?」ってなりますよね。

こういうパッと聞いて分からない言葉を知っている前提で話進められるのってツライですよね。

ということで「メタ認知」に関して自分なりに理解したことを書いてみます。

 

メタ認知

=「自分を他社と比べて相対的に認識する能力」

「俯瞰して物事を見る」能力

俯瞰とは高い所から見下ろす事、転じて広い視野で全体を見渡すことですね。

 

メタ認知力が東大合格にどう役立つかは本に詳しく書いてあるので興味があれば読んでいただければ幸いです。

(出版社の回し者ではないです。ただ、この本を読んで知識や思考が深まったのでいい本に出会えて良かったです。)

 

私が見つけたメタ認知力の例を一つ。

長女が次女に説明するのをみて説明が上手だと感じたことがあります。

彼女は、聞き手の話題に対する基礎知識のレベルを推測しつつ話をしていると気がつきました。相手と自分の知識レベルの差を認識し、その間を埋める内容の話なので分かりやすかったのだと思います。

 

他には次女が「私は陰キャだから。」といってきた事があります。こういうことを言われると親としてドキッとしますが、集団の中での自分の位置を認識するメタ認知の第一歩だと思います。「陰キャって思うんだね〜」とオウム返ししてあげればいいと思います。

 


 では子供のメタ認知力をどうやったら高められるか?

親としてはそこがテーマだと思います。



一つ方法を紹介しますね。

 中学、高校、大学受験の時、子供は模試を受けますよね。この模試の時の親の関わり方で子供のメタ認知力を高められる可能性はあると考えます。

(あくまで素人の見解なので適当に聞いてくださいね。)




例えば、、、

お子さんが模試を受けて、得意な教科で思ったより点が取れなかった。



こういうときは親はどういう対応と問いかけがいいと思いますか?

私がいいと思うのは、

1 子供が結果を受け止めるのを何の感情も挟まず横でじっとみている

2 次に「どうしたらいいと思う?」

と問いかける事です。


 このプロセスによって、子供は自分の集団の中での位置を認識出来るし、改善方法を考えるきっかけになります。

ただ、そのためには結果を受け止めるという最初のステップが肝心です。

私たちもブログを更新した時、(いいねはつくんだろうか?)とドキドキしますよね。子供が模試の結果を見るときも同じで、悪い結果だと受け止めきれずに結果を放り出してしまうかかもしれません。だけど、結果を受け止めて現在の立ち位置を把握するという最初のプロセスがないと次の改善点を考える事にも結びつかないわけです。その部分を親が見守ることで結果を受け止めるための子供の心の勇気をサポート出来ると思います。

子供が受け止められたら、「どうしたらいいと思う?」の問いかけで、子供に問題点を自分事として改善する方法を考えてもらうのです。



実は、私は昔これで大きなやらかしをした事があります。子供が模試で得意な英語で点が取れなかったとき、「なんでできなかったの?」と(多分きつい顔をして)聞きました。その結果娘は泣いてしまいました。

この問いかけは、理由を聞いているように見えて実は何も聞いておらず、単に責めている内容になります。親子関係も悪くなるし子供もやる気をなくすし、まったくNGです。もし私と同じ間違いをおかしている方がいたら改めた方がいいと思ってもらうために書きました。



「どうしたらいいと思う?」という問いかけは中学受験の本に書かれていた事です。

(どの本かは忘れました。)

中学受験や高校受験など、最初の受験は子供の感情が未発達な事が多いです。この時期から子供が結果を素直に受け止めて、親子で一緒に改善点を考えることを繰り返していけば、メタ認知力も育つ可能性が高いし、同じ方向を向いて進んでいけると思います。



この本の感想シリーズはこれで最後にしたいと思います。

今後は子供部屋の断捨離について書いていくつもりです。



 最後までお読みいただきありがとうございました😊