後編まで目を通してくださり、ありがとうございます。
みきちゃんがエイミー役で出演したリトルウィメンの観劇レポート後編です。
長々と語ると思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


月日が経ち、お父さんが肺炎で倒れたという知らせが入り、お母様が看病をしに行くことに…。
幼いエイミーちゃんはマーチおば様の家で暮らすことになります。

「どうか私をマーチおば様のところにやらないで!怖いの。あそこは何でも古めかしいもの…」とお母様に訴えるエイミーちゃん。
「お母様の絵を描いたわ。りんごの花も描いたの。春の女神だわ…ねぇお父様死んじゃうの?」
不安からか途切れることなく喋るエイミーちゃん。
「大丈夫よ。お母様が看病しに行くのですもの」とお母様がなだめます。


「ジョーはどこなの?」と不安がるお母様。
出発直前に、ジョーが飛び込んできます。
本当はマーチおば様にお金を借りる予定だったのですが、頼むことができず、小説を売ろうと思って街に立っていたけれども売れず、髪を売ってきたジョー。
頭にかぶせていたショールを取った瞬間、エイミーちゃんが「ハゲてる!」と叫びます。
ここは流石に笑ってしまいました(笑)
「…ハゲてないわ」と答えるジョー。
「髪はジョーの1番の魅力だったのに…!」と言うエイミーちゃんに反して、すかさずベスが「ジョー、綺麗よ」と声をかけます。愛が深い…
「27ドル25セントあるのよ!こっそり貯めておいたお金も足したの。これで少しでも長くお父様のところにいられるわ!」とお母様にお金を渡すジョー。
「ジョー、こんなことしなくても良かったのよ」と話すお母様に、「…がっかりした?」と不安げに尋ねるジョー。
「がっかりなんてするものですか!お母様はあなたを誇りに思うわ」とすぐさま答えるお母様の愛が本当に泣けますよね…

「私達、今まで1度も離れたことがなかった!」と今にも泣き出しそうなエイミーちゃん。
「最後に抱きしめさせて!…みんないつの間にこんなに大きくなったの…」と言うお母様の言葉に大号泣…😭😭美しい図すぎて…



お母様の荷物運びを手伝っている際にローリーがジョーの短い髪に気が付きます。
「ジョー…誰かと思った」と驚きを口にするローリーですが、すぐさま「もうすぐコンフォード中の女の子がその髪型になるって保証するよ!」と褒めるところ、最高ですよね☺️
「もう、ローリーったら!」と言うジョーも嬉しそうでほっこりします。


そこへマーチおば様がやって来て「しっかりやって来るのですよ」とお母様を激励します。
お母様は「エイミーを引き取ってくださり、ありがとうございます」と言い、挨拶をするようにエイミーちゃんを促します。
ドレスの裾を持って挨拶する姿が本当に可愛いんですよね…🤦‍♀️
文字をそのまま読み上げたような口調で「マーチおば様のところで暮らせること、本当に嬉しく思います」と言うエイミーちゃんにも、「当然でしょ」とすかさず答えるマーチおば様にも笑いました(笑)


お母様を見送った後、ようやくマーチおば様がジョーの短い髪の毛に気が付きます。
「ジョゼフィーヌ!!」と叫ぶ声色から伝わってくる怒り…「ヨーロッパ旅行はなしです!」と口にするマーチおば様にジョーは大慌て。
女性らしくいるよう自分がどれほど頑張ってきたか、ヨーロッパに行くことが作家にとってどれほど大切か、いくらジョーが訴えても意見を変えないマーチおば様に、残された三姉妹も不安げな表情を浮かべます…


月日が経ち、戦場へ赴くことになったブルック先生がメグにプロポーズしに来ます。
当時は地位があまり高くなかった教師という立場のブルック先生は自分のような人が美しいメグに愛されるなんておこがましいと控えめで、それでも大好きだから想いを伝えに家を訪れます。とってもいじらしくないですか?🤦‍♀️
4姉妹の中で唯一贅沢な頃を知っていたメグはまたそのようなきらびやかな暮らしをしたいと願っていたのですが、夢より愛を選び、ブルック先生のプロポーズを喜んで受け入れるんです。美しい愛…
控えめでちょっとネガティブな発言をブルック先生がしても、「とてもカッコイイですわ」とうっとりした表情で即答するメグが可愛くて…恋をしている姿は可愛い説を立証しているかのような出で立ちのメグに惹き込まれました。

このペアはお互いのことしか見えていません…!という恋の目をしているオーラが本当にすごくて、本当にロマンチックだなと思いました。
公式PVに2人のデュエットが載っていますので是非!


ジョーとベスにプロポーズされたことを報告するメグ。
祝福するベスに反して、ジョーは怒ってしまいます…
「私たち4姉妹はずっと一緒って約束したじゃない!」
「私は彼を愛してるの…!」
「私は約束を破ったりはしない!」
部屋を出て行くジョー、おろおろするベス。
私がお金を稼いで大好きな家族を支えるんだ!と思っていたジョーはメグをブルック先生に取られたと思ったのでしょうか…たまに覗くジョーの少女らしい一面に胸がぎゅっとなります。


時が経ち、ジョーのもとにローリーがやってきます。
大学に行くためにコンフォードを離れることになったローリー。
祖父に決められたからと乗り気でないローリーに対し、「大学に行けるなんて素晴らしいじゃない!」と目を輝かせるジョー。
どうやらローリーの様子がいつもと違います。
なんと、ローリーはジョーにプロポーズして、勢いのままキスを…!
ローリーからの好意に全く気が付いていなかったジョーは驚き、ローリーを突き放してしまいます…
「私たちとても良いコンビだったじゃない!…もう来ないで!」
時と共に周りが変化することに耐えられなかったジョーはローリーの言葉を遮り、受け入れようとしません。失意のローリーはその場を去ってしまいます…

このあと続く、自分の道を進むわと歌うジョーのソロ曲がこれまた力強く、胸に響きました…


場面が変わってニューヨークの宿舎が舞台に。
ベア教授とカークおばさんにアドバイスを元に修正した小説の内容を説明します。
いつもの出版社のように女性作家というだけで追い返されそうになったところ、その場で原稿を読み上げて聞かせたというジョーらしさ全開の行動が最高です(笑)

冒頭でも上映されたジョーの作品の世界。
リトルウィメンカンパニーは演者が10人と少なく、みんなが一人二役、三役演じているのですが、演じ分けが本当に上手くて、誰が小説の中で何役だったのか分からなくなるほど…!
小説の中の役もそれぞれ魅力的で大好きです!

悪党に追われるクラリッサ。
そこへロドリーゴが颯爽と現れ、剣を振りかざして対抗します。「定めな〜のだ〜♪」と歌い始める林くんの爽やかに伸びる歌声がたまらないです!
「ここは僕が!早く逃げて!」と言われ、その場を逃げるように走るクラリッサ。

道中でクラリッサは魔女に会うのですが、なんと魔女を演じておられるのはお母様役の香寿たつきさん!
最初誰か分からず、消去法でお母様だ!と判断しました。出で立ちはもちろん、歌い方もお母様の時と全く違って、すごい…と感嘆しました。
魔女に「に〜し〜へ〜す〜す〜め〜♪」と言われ、どんどん足場の悪い森を走ることになり、洋服や髪がボロボロになっていくクラリッサ。

そのとき行く手に川が現れ、これ以上進めない状態に。「どうやって渡ればいいの?!」と言うクラリッサとジョーの息がピッタリなんですよね…たまりません。
特に福岡の大千穐楽は阿吽の呼吸という感じで、震えました。
「その時、トロルが現れたっ」のジョーの言い方、大好きです。
ここで登場するのが、みきちゃん演じる真っ白なトロル!

ジャン♪ ジャン♪ という音に合わせて左、右とポーズをとるトロルちゃん。
わ〜たりったっきゃっ金だ〜せ!(だ〜せ!)
一艘しか〜ない渡し〜舟〜♪
くねくねリズムをとりながら歌うトロルちゃんに盛大に萌えますし、私が聴いたことのあるみきちゃんの歌声史上1番低かったような気がします。
低いパートもこんなに響いて…!😭という感動と、萌えで頭がおかしくなりそうでした。

トロルちゃんは「宝石キ〜ラリ〜♪ お代はそれでいい〜♪」とクラリッサが付けているキラキラのネックレスと引替えに渡し舟に乗せると言います。
「これしかない〜♪見通し暗い〜♪」と返すクラリッサ演じる彩乃かなみさんの歌声の透き通りよう!ヒロイン感抜群で美しくて鳥肌が立ちました。

トロル「徳を捨てないと〜知恵は授からない〜♪」
クラリッサ「いや〜あげる〜連れて行って〜♪」
トロル「運命知〜る〜が〜いい〜♪」
ネックレスを貰って満足そうな表情で船を漕ぐトロルちゃん、たまらなく可愛いんですよ…
ステージのはけ方もズンズン歩いていて超可愛いですし、モフモフから覗くおでこがたまらなくて…🤦‍♀️

このあと続くクラリッサの「夢のよう〜♪わ〜たしの中で燃え〜る〜の〜♪」という歌声も本当に伸びやかで、大好きです。

川を渡り終えたクラリッサは傷付いた兵士に会います。自分には何もあげるものがないと一度は去ろうとするクラリッサなのですが、「何年も人と話していない」と訴える兵士に、自分が着ていたボロボロのローブを差し出すのです。

兵士から剣を授かったクラリッサは悪党と再会します。「お前は必ず戻って来ると思っていた!」といかにも悪っぽい笑いを響かせ、ブルック先生とは全くの別人です。
「あの時の私とは違うわ!」と剣を振りかざすクラリッサですが、「しかし彼女は剣の扱い方を知らなかった!」とジョーが言う通り、本当に下手くそで(笑)
剣なのにぺちぺちという効果音を付けたくなるようなデタラメな打ち方で、悪党に追い込まれてしまいます。

そこで華麗に登場する救世主ロドリーゴ!
見事悪党を追い込みます。

「なぜお前が…」と困惑している悪党に、ロドリーゴは帽子を取り「俺はあいつの妹だーー!」とネタばらし。美少年な さゆちゃん、イキイキしていて面白いです(笑)

この後、小説の中の登場人物が勢揃いしてジョーと合唱するシーンがあるのですが、これがまた美しくて!
もう歌詞や音楽は思い出せないのですが、重なり合う重厚なハーモニーの中にみきちゃんの歌声が聴こえてきて、感動したのを覚えています😭

読み聞かせを聞いた出版社からジョーの作品を出版したいと言われ、大喜びのジョー。
「アドバイスをくださったベア教授のおかげですわ!」といきなりベア教授とダンスを始めるほど大興奮。
照れて戸惑うベア教授、我に返って照れるジョー、それをニヤニヤ見つめるカークおばさんの図が面白かったです(笑)

「忘れるところでした!マーチさん、あなたにお手紙が届いていましたよ!」とカークおばさんから手紙を受け取ったジョー。
「妹のベスが猩紅熱にかかったそうです…」
さっきまでの喜びようが嘘のように顔面蒼白。
ジョーはコンフォードに帰ることになります。


場面が変わり、マーチ家では目隠しされたベスが手を連れられてリビングに登場。
ローレンスさんが亡くなった娘さんの大切なピアノをベスに譲るため、マーチ家に運んできてくださったのです。もう発想も行動も愛に溢れていて…堅物だった頃を忘れるくらい にこやかにマーチ家族と談笑するローレンスさんに心温まります。
目隠しされて歩くベスが自分が喜ぶことと聞いて、すぐ「エイミーが(ヨーロッパから)帰ってきたの?!」と言うのも家族愛に溢れていて🤦‍♀️
ピアノを見つけて喜びと感謝に溢れているのも、周りが「弾いてみなさい☺️」とニコニコしているのも、美しい光景すぎて…


屋根裏でベア教授に手紙を書くジョー。
手紙を読み上げながら屋根裏のジョーからニューヨークのベア教授に舞台が変わる演出、好きでした。

ジョーがいた頃の賑やかな日々を思い出しては寂しがるベア教授。
寂しい気持ち全開の音楽ではなく、ポップな曲調で「起きて眠る♪」と変わり映えのしない単調な毎日を嘆く歌がベア教授!という感じで最高でした✨

その歌も公式PVに載っています!



舞台が切り替わり、海を見に来たジョー、お母様、車椅子に乗ったベス。海を見たいと言っていたベスの願いを叶えるためのジョーの行動でした。
「お父様への手紙を出してくるわ」とジョーとベスを2人きりにするお母様。

キレイな貝殻を拾い、耳に当てて海の声を聞くベス。
車椅子に乗っている姿が今にも消えてしまいそうなくらい儚くて…
ジョーがベスが生まれた際に「ベスは私のもの!」と言ったことを振り返る2人。顔を見合わせて息ぴったりに「ベスは私のもの!」がハモる2人が微笑ましく、おそらくこのような時間は最後なのであろうと思われるベスの姿があまりにも切なく、たまらない気持ちになりました。

「ジョー、私ね、死ぬのは怖くないの。心配なのは、あなたを残して逝ってしまうことよ」と話すベスから死への覚悟と達観した清々しい強さを感じて、ベスの言葉通り、ベスのことが大好きで、少しでも長く生きてほしくて全力を尽くすジョーが、ベスが死んだ後どうなってしまうのかと心配になりました。
見た目は健康なジョーと病弱なベスでベスの方が弱く感じるのですが、気高いまでのベスの心の強さを前に、ジョーの愛ゆえの弱さが浮き彫りになるシーンでした。

透き通るような儚く切ないベスの歌声と、強い思いに溢れた伸びやかなジョーの歌声が重なりあった美しさに、この時間が永遠ではないこと、もうすぐ2人が生と死を狭間に別れなければならないことが約束されている現実が見える悲しさに、涙が溢れて止まりませんでした。
「ミルキーウェイ〜♪探そ〜う〜♪」ハーモニーが美しすぎました…海を見立てたバックの風景もキレイで…

この歌も少し公式PVに載っています!


そのまま喪服を着た家族が登場して、ベスのお葬式が行われます。 
この一瞬の場面の入れ替わりでベスの死を観客に伝える技が圧巻で、息を飲みました(実際は大号泣でそれどころではなかった)



時が経ち、大人になったエイミーちゃんがマーチ家に帰ってきます!
髪を結い、見た目はすっかりレディーなのですが「みんな〜!帰ったわよ〜!」と大声で飛び込んでくる姿はやっぱり末っ子で可愛いのです🤦‍♀️
マーチおば様にレディーらしく振舞えと指摘を受け、「はぁい、私はレディ😌」と客席に向かってポーズをとるのですが、突っ込みたくなるような可愛さで!
「メ〜グ〜?ジョ〜〜?」と裏声みたいな声で呼んだところは思わず笑いそうになりましたが(笑)

なかなか家族が降りてこないので、おば様に「おば様あの御者を見ました?」と馬車の御者の文句を言います。そんなエイミーに「手綱を握る者には敬意を持たなくてはなりません。私達が手綱を握るまではね」と返答するマーチおば様の貫禄といったら…!
「おば様って最高!」とソファでおば様に抱きつくエイミーちゃんがまた可愛くて。

御者に挨拶をしに行くため、外に出ようとしたマーチおば様に対して「おば様、御者には敬意を払わなくてはよ?」とドヤ顔で声をかけるのが本当にエイミーちゃんって感じで笑みがこぼれました…🥰


バタバタバタと大きな足音を立てて、手にベビーグッズを持ったメグが降りてきます。
「エイミー!!」「メグ!!」
久しぶりの再会にハイテンションでハグする2人。
「本当にキレイ…」とこぼすメグ。その気持ちに大共感するくらいエイミーちゃんは立派なレディーのオーラたっぷりでした。
「メグがお母さんなんて信じられない!それも双子の赤ちゃん!」とエイミーちゃんが言って「私も信じられないわ〜笑」と笑うメグ。

ベスの死で沈んでいた客席もエイミーちゃんの帰宅で一気に空気が和やかに変わったように感じました。

お母様も「私の可愛い子が帰ってきた!」と大喜びでハグ。
そこにジョーも合流し、マーチ家のみんなが喜びに溢れている様子を見ると、本当に幸せな気持ちでいっぱいになりました😭

ベスの死に際に会うことが叶わなかったエイミーちゃん。
「ベスとお別れができなくて、本当に悲しかった。何日も泣いたわ!おば様は私に聞き分けがないって言ったけど、頑張る気力がなくなってしまったの…」とこぼします。
「ベスはエイミーに気にしないでって言ってた!最後までとても勇敢だったわ!」とジョー。
「本当?ベスがそう言ったの?」と顔を上げるエイミー。
ベスのエイミーに対する思いやりにも、即答するジョーの優しさにも泣きそうになりました。

「ベスにメトロノームを買ってきたの」とピアノに乗せようとして、ピアノが変わっていることに気が付いたエイミーちゃん。
ローレンスさんがベスにくれたことを知り、「あの人とっても素敵ね!…じゃない?!」とみんなを振り返る姿が可愛くて可愛くて…🤦‍♀️

「カエルを食べたの。本物のカエルよ?!」エイミーちゃんのお土産話に花が咲き、マーチ家が一気に華やいだように感じました。幸せな空間すぎて…

そこへ大きな荷物を抱えてローリーがやってきます。
「ローリー…」驚くジョー。
ローリーも同じ時期にニューヨークに行っていたのですが、ジョーがプロポーズを断ってから気まずくなっていた2人は会っていませんでした。

「祖父の仕事を継ぐことにしたんだ。こんな風になるなんて思っていなかったんだけど、今はこの仕事を誇りに思っている。あの頃の僕は自分は特別な者になるんだと信じて疑わなかった。僕は普通の人間なんだとある時気が付いたんだ。でも君は違う!」
近況報告をするローリーから、ジョーに対する感情が好意から尊敬に変わったのだと感じました。
「あの時はごめんなさい。あなたを傷つけてしまった」と謝るジョー。
久しぶりに話す2人は少しギクシャクしていましたが、2人が大人になったことと時間が、2人の間にできた溝を埋めていくのを感じて、嬉しくなりました。

そこへエイミーちゃんがやってきます。
ヨーロッパで偶然出会った2人は経緯をジョーに話そうとするのですが、モジモジいちゃいちゃしていて可愛いです(笑)

ここから始まるエイミーちゃんとローリーのデュエットが世界一可愛いんですよ!!😭😭
エイミー「素晴らしくて〜♪」
ローリー「確かなもの〜♪」
エイミー「あなたから伝えて?」
ローリー「いいや、君から伝えて?」
エイミー「いいわ、私が言う!」
私たちは似ているよね!と意気投合した、海に落ちたローリーをエイミーちゃんが助けたことで仲良くなったと歌う2人なのですが、どっちから話し始めるか2人でモジモジしたり、曲の途中で顔を見合わせて「結婚しよう〜♪」とハモったり、もう可愛すぎまして!!!

歌の途中に入るジョーとの会話も大好きでして!
ジョー「それで…誰と誰が結婚したの?」
エイミー「分かるの?! そのことに関しては慎み深くしていたのだけど…」
みきちゃんのコロコロした可愛らしい声、エイミーちゃんにピッタリだなぁと改めて思いました🤦‍♀️

大好きなみきちゃんの歌声が会場いっぱいに響いているのが嬉しすぎて😭
フレーズ終わりにかけて声量が増して伸びやかに響くみきちゃんの歌い方の大ファンなんですが、ミュージカルにピッタリではないか!とか2人の歌声の相性良すぎではないか!とか推しへの称賛が止まらなくて😭
感動するし可愛すぎて萌え死にそうだし、ずっとこのデュエットが続いたらいいのに…とガチで思いました。サウンドトラックCD出してほしいです😭ネット配信だけでもいいので…😭


ローリーは旅の荷物を運んで来るために部屋を出ます。「エイミーはヨーロッパの半分を買ってきたんだ」「もう半分は次の旅行で買うわ!」というやり取りがこれまた可愛くて🤦‍♀️
「ローリー!私たちの家族へようこそ!」このジョーの言葉がまた泣けるんですよね…

ジョーとエイミーだけになった部屋。
エイミー「ローリーと結婚することになるなんて思ってもいなかった。ローリーはあなたのものって思っていたから…」
ジョー「ローリーが私のものだったことなんてないわ☺️」
エイミーちゃんはジョーのために、ヨーロッパで巡った様々な場所や風景をスケッチブックに描きとめていました。「受け取ってくれると嬉しいんだけど…」とおずおずとスケッチブックを差し出すエイミーちゃん、ジョーが心から望んでいたヨーロッパ旅行に行き、ローリーと結婚することになり、負い目を感じられずにはいられなかったのでしょうか…
スケッチブックをめくり、歓声を上げたジョーは「受け取れないわ…」と返そうとします。
「いいえ、受け取れるわ!」と笑顔でスケッチブックを渡すエイミーちゃん…
「これからも私はずっと一緒よ?それは永遠に変わらないわ!」
「エイミーありがとう!…あなたの絵は美しいわ」
なんて素敵なやり取りなんでしょう😭
昔は衝突ばかりしていた2人が大人になって、にこやかに会話しているのを見て、親戚のおばちゃんみたいな気持ちになりました😭


1人屋根裏部屋にこもるジョー。
「書けない…!」ベスの死に酷く傷付いたジョーは、頭の中に物語が溢れて書かずにいられなかった小説のペンが止まってしまっていました。
そこへやって来るお母様。「あなたは何かあったらいつもここに来ていたわね」
「ベスを返してほしい……!!」と泣きじゃくるジョー。
お母様もベスの死にすごく傷付いているはず。それでも涙を見せず「あなたがいなかったらベスにやってあげられなかったことが沢山ある」とジョーを包み込む優しさ…
ジョーへの共感が止まらず涙、ベスはあなたの中で生き続ける…!というお母様の力強い歌声に、さらに涙が溢れて止まりませんでした😭

公式PVの終わりに少しこのお母様の歌が載っています!

お母さんが去り、1人残ったジョーはベスのBOXを開け、海岸で拾った貝殻を見つけます。
しばらく耳に当て、海の音を聞いていたジョーはマーチ家の4姉妹を元にした物語を書き始めるのです…!
ジョーが立ち直りの兆しを見せたことに感激して、ますます涙が溢れました😭


月日が流れ、エイミーちゃんとローリーの結婚式当日に。
エイミーちゃんがバタバタと「どうしよう、私結婚式の選択全部間違えた!ドレス、花…!」「ドレスがトレビア〜ンじゃない!」とわめきながら降りてきます。
推しのウェディングドレス姿を拝めるって幸せすぎますよね…😭可愛すぎて可愛すぎて、少しでも逃したくなくて凝視しましたよ😭

「大丈夫、キレイよ」と言われ、「プチ・メゾ〜ンな式にしようっていうのはローリーの考えなの!」とルンルンしながら家の中に戻っていくエイミーちゃん。
お母様「なんであの子フランス語喋ってるの?」
メグ「ねぇ…私も結婚式の時あんなに変だった?」
ブルック先生「もっと変だった」
メグ「もぅ!」
の流れが面白すぎて…会場も笑いが起きていました(笑)


みんなが家の中に入り、庭にジョーがひとりいた時、なんとベア教授がやってきます!😳
ジョーの小説を出版したいという報告をするため、わざわざコンフォードに足を運んだベア教授。手紙で知らせたらいいのに…よっぽどジョーに会いたかったんだな〜と思うとニヤけてしまいました(笑)

会いたかったと言われ、「私もですわ」と答えるジョー、ローリーにプロポーズされた時と全く違う大人な対応に、レディーになったんだなぁとしみじみしてしまいました。
私たちは正反対だということを歌うデュエットが始まるのですが、歌詞が本当に楽しくてお気に入りでした!
真っ黒な傘を差すベア教授に対して「それが〜何?」と返すジョーがたまらなくて😊

家の中からジョーを呼びにメグが出てくるのですが、ベア教授を見つけて「あっ…(察し)(お邪魔してごめんね?)」みたいな顔になるのがツボでした(笑)
好きな女性の家族に会って緊張しているベア教授に反してナチュラルに「こちらはベア教授!」と紹介するジョーのギャップも微笑ましかったです☺️

メグが家に戻り、しばらくして今度はマーチおば様が登場!ますます緊張するベア教授が可愛くて(笑)

マーチおば様に促されて家に入るベア教授。
「今日あの場にいたのが自分だったかもしれないというのは分かっているの?」とジョーに声をかけるマーチおば様。
ジョーの返答や表情がキラキラ未来への希望に溢れていて、大人になってもそんなところは昔と変わっていなくて、嬉しくなりました(視点が親戚のおばちゃん)
おば様に「まぁあの二人はよく似ていてお似合いだよ」と言われるエイミーちゃんとローリー😂
ジョーはおば様に着ているドレスを指摘され、「似合っているでしょう?」と返答。
それはおば様の昔のドレスで、おば様は「私の半分も似合ってないよ!」と言い放ち家の中に入ります。
ジョーが髪を売ってからギスギスしていたイメージが強かったコンビなので、このやり取りに嬉しくなりました☺️

ジョーが庭でお話している間、家の中の人達がパーティーをしているのですが、みんな細かな演技が可愛すぎて…!どこを見たらいいのか分からない状態!(私はもちろんエイミーちゃん凝視でしたが笑)
ワイングラスで乾杯していたり、ベスのピアノを愛おしそうに撫でたり、THE幸せの図すぎて、思わず顔がほころんでいました…🥰

ジョーが客席に手を振り、家の中に入って終幕したリトルウィメン。

こんなに幸せな気持ちになって、家族に会いたくなった舞台は初めてでした。最高でした😭


この後まとめをしようと思っていたのですが、文字数が多すぎて更新できず…笑
後日改めて感想を書こうと思います。すみません!
また観劇から時間が経っているため、抜けているエピソードや時系列がおかしいところもあるかと思います。申し訳ありません🙇

長々しいブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございました!