治療方針の決定。そして休職。 | 再発・転移乳がんでも前向きに今を生きたい!

再発・転移乳がんでも前向きに今を生きたい!

2013年9月、29歳のとき乳がんを告知されました。
術前化学療法→右胸温存手術→放射線治療
2022年4月、37歳で2度目の乳がんになりました。
術前化学療法→右胸全摘手術→分子標的治療
治療終了3か月で、再発・転移。
現在39歳。私の治療の記録と日常を綴っています。

ゴールデンウィーク後、精密検査を受けました。

胸腹部CT

MR-PET


その結果、手術→抗がん剤の予定から、

術前化学療法に変更になりました。


4月末に見つかった1.6cmだった腫瘍は、

5cmに!

すくすく成長していました・・・。


まずは、

〈抗がん剤〉

・ドセタキセル

・カルボプラチン

〈分子標的治療薬〉

・パージェタ

・トラスツズマブ

4種類のお薬を遣うTCbHP療法というのを、

3週間毎×6サイクルします。


その後手術の予定です。


今回はHER2タイプなので、

分子標的治療薬が使えます!

前回は抗がん剤オンリーで、

お薬も違うので、未知の世界です。


6月2日に入院し、

初回の治療を受けることになりました。


病院は地元なので、

しばらく仕事はお休みして、

治療に専念することにしました。


大切な友人や

仲のいい職場の人たちと離れるのは寂しかったのですが、

前回の乳がんのときもお世話になった病院で、

治療中何度もこの病院でよかった!

と思っていましたし、とても信頼している病院なので、他の病院に変える、といる選択肢は私にはありませんでした。


仕事を休むことで職場には迷惑をかけてしまうので、心苦しかったのですが、

職場の人たちに報告すると、

「待ってるから、絶対戻ってくるんだよ!」

と言ってくれました。

親しい方たちの中には、涙を流してくださる方もいて、本当に素敵な人たちに出逢えたんだな、

と思いました。


職場には、10歳年下の

妹のような可愛い後輩がいます。

コロナ禍で最近は難しくなりましたが、

よく一緒におでかけしたり、

ごはん食べに行ったり、

プライベートでも仲良くしています。

仕事を休む前、最後に会ったとき、

お手紙をくれました。

家に帰って、読んで、泣きました。

なんて、可愛い妹なんでしょう。

早く帰れるように、治療がんばるね!


闘うための力をたくさんの人にもらい、

治療に専念するため、5月末地元へ帰りました。