自分の背骨のレントゲン写真をみた
驚きしかない
夏の終わりに定年し
高齢者再雇用として勤務を継続した
まだ 年金ももらえないし
転職するあてもないので
同じ職種での雇用継続を期待した
でも 配属は工場になった
仕事は楽しい
仲間もいたわってくれる
勤務地も変わらないから
通勤も文句ない
休みも増えて
万事 願ったり叶ったり
とは いかなかった
人生初の フルタイムの立ち仕事
1ヶ月経った頃から
それははじまった
大腿部の焼け付くような痛み
触ると
誰の皮膚?と思うような麻痺感
関節痛
筋肉痛
いや
ちがう
今まで味わったことのない症状に
不安が増す
1週間
2週間
治るどころか痛みは増す
たまらず
整形外科にかかってみた
背骨は蛇行していた
左右に
そして 前後に
医師は
よくあることです
と言う
さらに
腰の部分の骨が
1箇所 少しだけズレてる
腰部脊柱管狭窄症ですね
病名はついた
さらに医師は言葉を続けた
いよいよ始まった ということですよ
痛み止めの服用と
リハビリ通院
初診から4ヶ月たった
腎臓が弱点の私
その弱点にダメージを与え続ける鎮痛剤
諸刃の刃で自分の体を傷つけなければ
生活していくことができないなんて
座っていれば痛くはない
でも痺れや接触痛はある
腹立ち紛れに
太ももをガンガン叩く