音が飛び込んできた。
舞台に上がってきた。

あまりにも唐突すぎて、心臓がこれでもかというくらいに飛び跳ねた。

何?!

容赦なく現れ私を翻弄し、うそだったように去っていく。

別人のような顔でさり気なく。

ノアの方舟のように、まるで何もかもを洗うように激しく恐ろしい。

40晩ではなく、一晩でもなく。

10分か15分か。

うそみたいに衝撃的に静かになった。

私の心臓だけを奪って。

悪いことの起こりません様に。

すべてが無事であります様に。

もう一度おだやかな夢に旅立ち、

次の目覚めの時、空が誰もに優しく微笑んでいます様に。