天気のよい週末は、両親に散歩をさせたい。日に当たっていないので、白い顔を見るたび思う。11時に家を出て、近所の公園へ行った。もみじの赤色がきれいに染まっていた。イチョウは先週が一番きれいだった。もうすっかり葉が落ちていた。ここ数日の強風で落ちてしまったのだろう。紅葉狩りといえば京都の寺院へ行ったことを思い出すが、近くでもきれいな紅葉を見ることができる。人も少ないから、気持ちよく公園を散策できた。
その後母が行ってみたいと話していた近所のスーパーへ買い物に行った。母は久々の買い物だ。コロナのことがあって、母にはスーパーはだいぶ控えてもらっていたから。リンゴ、柿、魚など、秋の味覚をたくさん見れた。
先週から左の上腕が痛み、原因は車いすを玄関に引き上げるとき、無理に力をかけたからだった。父とふたりがかりで急こう配の階段をスロープをかけて、母を引き上げている。父が下から押し上げ、私が上から引き上げている。父が力が出ないといって、ほぼ私が引き上げる力のみでしていたため、左腕に無理がかかってしまったのだ。今日は私が下から何とか押し上げてみようと決意していた。父には上から引き上げるようお願いした。渾身の力を込めて押してみると、案外、スロープの真ん中あたりまで押し上げることができたのだ。父が引き上げるのを手伝ってくれたようだ。これなら初めから私が下から押し上げていればよかったなと思った。気合を入れれば何とかなるものだ。
両親の介護で「時間がない」と時々思っている。今日散歩しながら、時間がないとは何だろうと思った。両親と散歩している時間。買い物に連れていく時間。一緒に過ごしている時間だ。義務と思えば、自分の時間を犠牲にしていると思うだろう。でも、一緒に過ごしていることをどうとらえるか、思いかた次第なのかなと思った。この時間も貴重な週末の時間。のんびりと穏やかに過ごせる時間だと思えば、幸せな時間の過ごし方なのかもしれないな。