我が家に小さなワンコ達が遊びにきて2週間、
一緒に遊んだり、散歩したり、ご飯の用意したりと
ワンコと暮らす日々は私を暗い悲しみだけの世界から
少しずつ平常心へと戻してくれていました。
それでも、
チビ達がウォルフィと同じ所を好んで寝てる姿を見たり、
ウォルフィと同じおやつを好んで食べてる姿にまた涙して、
笑ったり突然泣いたりと忙しい日々を過ごしてました。
『愛情をかけ過ぎて
この子達を引き取ってしまわないようにしないと
引き取ってしまったら またあの悲しいお別れがやってくる
身を引き裂かれるような あのお別れはもう絶対イヤ』
と気持ちに一線を引いて 過ごしていたのですが、
そんな私の気持ちを無視するかの様に
ただただ真っすぐに私を見つめる2匹のピュアな目
人間相手だったら、一線も二線も引くことができるのに
ワンコや動物相手だと
どうしてこうも簡単に線がなくなってしまうのか不思議です
そして そろそろこの子たちを獣医さんに戻す時が
きました
だれか新しい飼い主さんが見つかっていたら戻そう、
そう思い、連絡してみると、、
『まだ 誰も引き受けてくれる人はいない』との返事。
じゃ私が2匹を戻したら
また動物病院のゲージの中に逆戻り生活かーー
うちにいたら 自由に庭も家の中も走り回れる、
とっさに
『じゃもう少し 家で面倒みます』
と言ってしまった
私が引いたはずの一線はもうとっくにない
『このまま 引き取ったらいいじゃない』
と
『いやいや、もうワンコとは暮らさない』
この2つの思いが心の中で引っ張り合いをしてました。
「ワンコの話」次で完結です