悪徳の栄え④ − マルキ・ド・サド | K's SHOPのブログ

悪徳の栄え④ − マルキ・ド・サド

・法律はうんときびしくしなければいけない。異端糾問所の支配している国のみが幸福な統治国なのだ。それのみが君主への絶対服従を実現しうる。政治の支配力を強くするには宗教の支配力を強くするのが、いちばんの早道だ。王笏の権威は香炉の権威に依存している。


・国家の真の政治、したがって、市民を堕落させうるようなあらゆる手段を、何百倍にもふやすことなのだ。多くの見世物、豪奢な贅沢、無数の居酒屋、淫売屋、砲塔の罪の全面的許可、これこそ人間を柔順にするための確実な手段なのだ。


・要するに、神も悪魔もありやしない、天国も地獄もありやしないのよ。この世であたしたちが果たさねばならぬ唯一の義務は、社会的な利害関係を別とすれば、ただ快楽の義務だけなのよ。


・真の道楽は子孫の増殖を嫌悪するものである。


・虚偽は女の本質的な性格の一種である。


・男は欺かれることを好む。やさしい悪事は悲しい現実よりも、心地よいものである。