今回は北陸新幹線について触れてみたい

 

どのマスコミも3月16日の北陸新幹線の石川県の金沢駅と福井県の敦賀駅間の開業を報道している

 

まるでお祭り騒ぎだ

 

(記事抜粋)

北陸新幹線の金沢・敦賀間が16日開業し、午前6時すぎに下りの1番列車が東京駅を出発しました。

北陸新幹線の石川県の金沢駅と福井県の敦賀駅のおよそ125キロの区間は1兆6700億円ほどをかけて整備され、追加工事や作業員不足によって予定から1年遅れて16日、開業しました。
16日朝は、東京駅で出発式が行われ、JR東日本の深澤祐二社長が、「能登半島地震で被害に遭った皆様に心からお見舞い申し上げますとともに1日も早く日常に戻れるよう祈念を申し上げます。首都圏や信越地方から北陸地方への流動がさらに活発になり、北陸地方の間でも交流が深まることを期待しています」と述べたあと関係者がテープカットを行い、開業を祝いました。
そして、駅長が、石川県出身の俳優、浜辺美波さんとともに出発の合図を行うと、午前6時16分に下りの1番列車の「かがやき501号」が敦賀駅に向けて出発しました。

 

 

■考察

今回の北陸新幹線の開通に絡んで、やたら地元のグルメ紹介の番組が多い

 

別にこの北陸新幹線の開通がおかしいと言っている訳ではない

 

それ自体はいろんな意味で経済が活発になるはずだから喜ばしいことに違いない

 

しかしだ、それはそれとして、ところで能登半島地震のその後の復旧はどうなったの?

 

どのマスコミも、どの番組も一切触れないよね?

 

 

現時点で断水はなお1万9千戸、珠洲市の復旧率は3%、避難長期化が現状だ

 

その傍らで、震災地に防犯カメラを約1,000台設置したとのニュース

 

 

大きな犯罪が増えることはなかったとその効果を自画自賛

 

これって膨大な費用がかかってるはず

 

まず防犯カメラのハード機材費用

 

取り付け費用

 

そしてそれらをネットワークで繋ぎ、全体を監視するシステム構築

 

そして運用、監視する人材の確保

 

等々

 

当然そこにはその仕事を受注した企業がある

 

本来は、監視カメラを急ぐ前に、監視カメラなど必要がないように、避難民の安全確保、プライバシー確保が先決のはず

 

しかし実際の避難民はほったらかし状態

 

能登半島地震の現状の問題点を伝えるのが本来のマスコミの使命じゃないの?