原題:Tinker Tailor Soldier Spy(2011)
そこに忠義はあるのか
あらすじ。
冷戦下のイギリス。
秘密諜報部:通称サーカスの幹部の中に
ソ連の二重スパイが潜り込んでいるということが発覚。
既にサーカスを引退した男、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)が
調査に駆り出されることとなる。
ちょっとだけネタバレ感想。
ずっと観たかった一本。
また冷戦時の話かよって感じですが、たまたまです。
諜報部の中に紛れ込んだ“もぐら”を追い詰めていくお話。
このお話には重要な人物がたくさん登場します。
みんな腹に一物を抱えているようで意味ありげ。
全員怪しく見えてきます。まさに疑心暗鬼状態。
以下人物おさらい。
・ジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)
サーカス元幹部。コントロールのかつての右腕。
物語の主人公。冷静沈着だが、妻のことになると途端に心を乱してしまう。
・ビル・ヘイドン (コリン・ファース)
サーカス幹部。「テイラー(仕立屋)」
実質サーカスの実権を握っていると言われる。
スマイリーの妻と愛人関係にあった。
・リッキー・ター (トム・ハーディ)
サーカス工作官。任務で向かった先でソ連のスパイに接触。
彼女からサーカスにもぐらがいるという事実を知ってしまい
、スマイリーに助けを求める。
・ジム・プリドー (マーク・ストロング)
サーカス工作官。ヘイドンの「親友」。
コントロールの命令でもぐらの情報を握る人物に接触を試みるが失敗、射殺されたと思われていた。
実際は生きており、偽名を使い学校の教師として過ごしていた。
・ロイ・ブランド (キーラン・ハインズ)
サーカス幹部。 「ソルジャー(兵隊)」
武闘派、ということらしいが本編では見せ場がない。
情報を集めるピーターに圧力をかけている場面から、彼は恐れられている人物だと伺える。
・ピーター・ギラム (ベネディクト・カンバーバッチ)
サーカス中堅幹部。スマイリーと共に調査をする。
危険を顧みず上司であるスマイリーの指示に従う。
自宅に愛人(男性)を匿うという一面を持つ。
ターの直属の上司。
・トビー・エスタヘイス(デヴィッド・デンシック)
サーカス幹部。 プアマン(貧乏人)
・パーシー・アレリン(トビー・ジョーンズ)
サーカスの現リーダー。「ティンカー(鋳掛け屋)」
コントロールの後にリーダーとなり、「ウィッチクラフト」作戦を推し進める。
・コントロール(ジョン・ハート)
サーカスの前リーダー。
いち早くもぐらの存在に気付き、プリドーを差し向けるが失敗。それによりサーカスを追われる。
引退直後に死亡するが、病死なのか他殺なのかは不明。
・イリーナ (スヴェトラーナ・コドチェンコワ)
ターの前に現れたソ連情報部の女。
ターとの接触の後、カーラに捕らえられる。
プリドーの尋問の際に射殺される。
・コニー・サックス (キャシー・バーク)
サーカスの元ソ連分析官。
ソ連大使であるポリヤコフがソ連情報部ではないかと気付くが、それにより仕事を辞めさせられる。
・アレクセイ・ポリヤコフ(コンスタンチン・ハベンスキー)
在ロンドンソ連大使館文化官。実はソ連情報部のロンドン駐在。 「ウィッチクラフト」作戦でサーカス幹部へ情報を渡していた男。
多くのサーカス幹部は彼に欺瞞情報を渡していたが、もぐらは本物の情報を渡していた。
・カーラ (声:マイケル・サーン)
「もぐら」を操るソ連情報部幹部。
作中に明確な描写はない人物。
スマイリーと接触した過去があり、その際スマイリーのライターを持ち帰る。
現在もそのライターを使用しているカットが見受けられる。
改めて見ると豪華俳優陣ですね。
しょっぱなでご存知マークさん出てきたときは思わず
「髪がある!!」と声を上げたような上げてないような。
トム・ハーディが出てきたときは思わず
「何でもでてんのな!!」と声をあ(ry
主演のゲイリー・オールドマンはホントにいぶし銀といった感じです。
静かに、淡々と。ほんとかっこいいですね。
またトム・ハーディとゲイリー・オールドマンが共演してますね。(最近チャイルド44観たばかり)
個人的に気になったのは、
コリン・ファース演じるビル・ヘイドンのコードネーム。
「テイラー」て...!
Kingsmanですね、わかります
ずいぶん立派なテイラーですねぇ...あれ?メガネが無い
テレビシリーズのシャーロックで人気を博したベネディクト・カンバーバッチさんは…
かなりシリアスな作品ですね。
内容がつながるか繋がらないかのギリギリのラインで構成されたワンシーンごとに幾重もの伏線がちりばめられ、
謳い文句通り一度目の鑑賞ではただただ驚き、
二度目で自ずと真実が見えてきます。
直接的な描写は一切ないですが、なんだか濃密なアッーが感じられる独特な作風ですね...。
実際そういう意味なんだそうです。
確かに女っ気のない映画ですねぇ。
ちなみにスマイリーが度々泳いでいる池は、
そういう方々の集う場所なんだそうです。
怖いですねぇ。
所謂考察する系の映画です。
ネットには原作を交え解説しているサイト様がたくさんありますので、鑑賞後に読んでまた観る、というのも楽しいと思います。
なので内容にはあえてあまり触れていません。
興味があればぜひ観て欲しい映画です。
その際は是非二度目もどうぞ。


