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原題:The Wild Hunt(2009)
 
 
 
RPGを現実でやってたら、
収拾つかなくなった件。
 
 
 
はじめに。
海外には現実世界で“RPG”を行なうコミュニティが実在するようです。
それぞれのロール(役割)を決めて、戦ったり(と云ってもチャンバラ的なこと)するゲームです。
ガムテで作ったやわらかい武器で5回叩いたら死ぬとか、魔法は効いたことにするとか、
そういうレベルの所謂ごっこ遊びの延長のようなもの。
この映画はそれを軸に展開していきます。
 
 
 
以下ネタバレ的あらすじ。
 
主人公は青年。
彼女が頻繁に彼の兄も参加する“RPG”に参加するのを良く思わない。
心配するあまり、ついにはそこに乗り込むことにする。
彼女は悪の軍団の長(役の人)といい感じになっていたが、
乗り込んできた青年を見て、優柔不断を発揮。
怒った長はその怒りに任せて軍団に本当の暴動を起こさせる。
彼女と逃げようとした青年は軍団の一人に捕まり、ボコボコにされる。
反撃されたことに腹を立てた軍団の一人に顔を石に叩き付けられ青年は死亡してしまう。
それにショックを受けた彼女は滝から身を投げる。
 
一連の騒動で解散を余儀なくされたコミュニティ。
弟を殺された兄は、事件以降行方不明になっていた長を見つけ出し
ハンマーを振り下ろす。
 
そこで幕を閉じる。
 
 
 
 
とにかく彼女がワガママでイライラ。
お父さんの介護と仕事で忙しく退屈な彼氏に愛想をつかせて、
悪の軍団の長(役の人)とよろしくやってしまうのもアレですが、
彼氏が連れ戻しに来てくれたとこで気を持たせてみたりとか、
結局長のところに戻らないで怒らせたりとそのワガママっぷりを発揮しまくります。
悲劇のヒロインみたいな感じで描かれてましたが、全部お前のせいだわ。
 
兄貴が馬鹿すぎてイライラ。
真面目に生活を送る弟に全て押し付けて、
海賊ゴッコに興じるバカ兄。
みんなの異変にまったく気づかず、弟が殺されて初めてそれに気づく。
鈍すぎ。
 
通して何が云いたいのか分からない映画でした。
RPGごっこと現実の境目がすごく曖昧で、というかそれは演出としていいのでしょうけれど
メリハリが無いので何の効果も無い。
 
何の盛り上がりも無く進む単調なストーリー。
救いのないオチも微妙。
DVDスルーも仕方ない映画でした。
残念。