原題:V/H/S2(2013)



もう、お腹いっぱいれす( ^ q ^)




云わずと知れた(?)前作「V/H/S シンドローム」の続編です。
引き続きファウンド・フッテージという形をとっております。
まぁこの方式だとぜんぜん関連性の無い話のオムニバスでも問題ないですしね。
前作より興行収入は低かったようですが、話の数を減らした分こちらの方がテンポはいいです。



ここからあらすじ+ネタバレ感想です。(18+)
!映画の面白さを著しく損なう恐れが
ございますので、
観賞後にお読みいただくことを
お勧めいたします。!








大まかな流れ、というか本筋は完全に前作からの流れとなっております。
VHSを発見する場所も、もちろん前作の舞台である古い家です。

『TAPE 49』(監督:サイモン・バレット)
物語の本筋。というかこの映画自体がこのテープという体ですかね。
失踪した大学生を探しに行った探偵(?)が件の家で遭遇する、恐怖。
[あらすじ]
大学生を探しに古い家に侵入すると、そこはもぬけの殻。
モニターやPCが置いてある部屋には大量のビデオテープが。
探偵が他の部屋を探す間、
助手の女性は残されたPCの情報をコピーしようとする中で、PCに残された失踪した大学生が映る動画を発見する。
大学生はVHSについて何かを語っているようで、助手の女性はそばにあったVHSをデッキにセットして見初めてしまう・・・。

『PHASE I CLINICAL TRIALS』(監督:アダム・ウィンガード)
録画機能つきの義眼をテストとしてつけた男が、その日から「見えてはならないもの」が見えるようになってしまう。
そんな時、同じく人口内耳をつけたために「聞こえてはいけないもの」が聞こえるという少女が尋ねてくる。
少女曰く「霊に深く干渉すると、向こうもこちらに干渉してくる。酷いと危害がおよぶ可能性も」
2人は同じ苦しみを持つもの同士全てを忘れ、体を重ねる。
目が覚めると男はまた霊に遭遇する。
激しい干渉の末、少女はプールに引きずり込まれ死亡
男は命からがらバスルームに逃げ込み、すべての元凶である義眼を剃刀で抉り出すが、その男の後ろにはすでに霊の姿が。
男が霊に襲われるシーンでテープは終了する。


場面戻る。
大学生は動画の中でこのテープは脳に影響を及ぼす、というような内容を話している。
助手は不穏に思いながらも動画を止め、次のテープを再生する。


『A RIDE IN THE PARK』(監督:エドアルド・サンチェス)
爽やかな朝、公園でカメラを装着した男が自転車を楽しんでいた。
途中で急に現れた女性が「助けて」と叫び、激しく吐血している。
見ると数人の男がゆっくりとこちらに近づいてきていた。
女性を助け起こそうとすると、急に襲い掛かってきて首に噛み付いて来た。
だらだらと流血し朦朧としながらも逃げる男。
ついに力尽き、事切れたのだった。
目を覚ますと、自分の様子を伺う若い男女二人。
湧き上がる衝動のままに2人に襲い掛かる男。ゾンビと化してしまったのだ。
それでも装着されたカメラは映像を記録しつづけている。
襲われた男女もゾンビ化し、その二人と共にキャンプパーティーを楽しむ家族連れに襲い掛かる。
欲望のままに襲い続ける中、車の窓に映った自分を見て動揺する男。
生き残った人間を前に、いつの間にか発信していた携帯から恋人の声が聞こえる。
男は我に返るが、すでに手遅れな自分の状態に絶望し
自らショットガンで頭を打ち抜くのだった。


探偵が部屋に戻ると呆けた助手の姿。
声を掛けると、我に返るがその鼻からは血が流れている。
「頭が痛い」という彼女のために探偵は薬を買いに出るが、残された助手はまたテープに手を伸ばす…。


『SAFE HEAVEN』(監督:ティモジャヤント、ギャレス・エヴァンス)
“天国の門”というものを信仰する謎の宗教を取材するクルー。
森の奥にある宗教本部の大きな施設に訪れると、そこには信者や子供らが共に暮らしていた。
そしてその教祖にインタビューをしていると突然、「時間だ」と言い出し施設内に放送を始める…。
{D9A24037-9310-42DB-9BF0-CC17845D43B6:01}
※カオスすぎるのであらすじは省略させて頂きます。


探偵が部屋に戻ると助手が事切れていた。
絶望感の中、「これを観て」と書かれた一本のテープが。
混乱の中、探偵はそのテープを再生する。


『SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION』(監督:ジェイソン・アイズナー)
両親が外出した家、残った子供達は悪戯の限りを尽くしていた。
そんな時、家の外に響く轟音と共に眩い光が。
猟銃を手にした男が出て来いと息巻くが、それと同時に何者かに襲われる。
それを皮切りに次々と襲い掛かるグレイ達。
とうとう最後の一人が攫われ、誰もいなくなった…。
※こちらは犬を飼われている方、好きな方は視聴をご配慮ください。


テープが終わって呆然とする探偵。
おもむろに途中で止まっていた大学生の動画を再生する。
大学生は銃を取り出すと、自らの顎へ銃口をつけ発砲。
間を置いて起き上がり、奥へと消えていく。
あまりの自体に驚愕する探偵だったが、動画にはまだ続きがあった。
誰もいなくなった部屋にライトが見える。
そこに映っていたのはこの部屋に入ってくる探偵たちの姿だった。
事態の飲み込めない探偵。
すると突然助手が起き上がり、襲ってくる。
振り払ってクローゼットに逃げ込み、様子を伺う。
襲ってきた助手の頭を撃ちぬき、事なきを得るが
そのクローゼットの中に隠れていた大学生に襲われ、死亡する。
ビデオカメラに切り替わり、大学生はカメラにサムアップしたところで終了。




感想。
結論から言って、結構面白かった!
あとアダム・ウィンガード、やればできるじゃん!(何様)
今回はほんとに期待せずに再生したのですが、停止ボタンを押すときには満足感すらありました。
まず、本筋のお話は前回から持ち越されたような感じ。
というか人が変わっただけでやってること変わらない笑。
短編の合間合間にはさまれる本筋のお話ですが、ちょいちょい謎の人物が見切れてて良い感じ。
誰かいる…!と思わせぶりな感じがたまらんですね。
助手わりと可愛いのにぜんぜん良いとこなし。ドンマイ。
あ、ちょっと待って、ビデオテープで恐怖が感染って…まんま「リング」だな。
でもなんかあの家自体にも邪悪な何かが、なんというか…「呪怨」だわ。
あれ?結構ジャパニーズホラー好きな感じ?
オチは自分達が入ってくる直前まで居たとか、2ちゃんの意味怖でみたことある話しだし…サイモンあれか!親日か!

『PHASE I CLINICAL TRIALS』
先陣を切るのは我らがアダム・ウィンガード!
「サプライズ」では本当にがっかりさせられましたが(邦題つけた奴のせいか)、今回はその実力を存分に発揮してます。
POVはPOVでも人間の目の中に仕込まれたカメラという体なので、臨場感が半端じゃない。ちゃんとまばたきするし。
つか家でか過ぎ。確かにプールつきって設定があるからある程度は仕方ないけど、どんだけいいとこ住んでんだ!感じです笑。
バスルームに隠れるところは前作のオマージュですね。
隠れる→鏡で自問自答はお決まりで。
怖さ・ビックリ・ストーリーとバランスの取れた作品だと思います。
なんとしても、どんな形でもおっぱいを出さないと気がすまないのはこだわりなのでしょうか笑。
主演のイケメン男性見たことあると思ったら、監督本人でした。
「ABC オブ デス」でも自分出てたしアダムったら目立ちたがり屋!

『A RIDE IN THE PARK』(監督:エドアルド・サンチェス)
ほら、主人公がゾンビになっちゃう映画ってあるじゃないですか!あれです、あれ!
どうしてもグロ表現入れたかったんだね…。
無しでもよかったんじゃないかなと思いましたが、ゾンビものですもんね、あったほうがいいか。
ゾンビの動きがなんだかコミカルで良かった。
一本映画にしてもいいんじゃないかとも思いました。
愛する人の電話で正気を取り戻すという泣ける展開。
自分がゾンビ=ゾンビから襲われないのを利用して原因を突き止めに行くとか、ゾンビ同士意思疎通できるような描写があったのでそれ利用して愛する人を守りに行くとかいろいろ妄想が膨らみますね!
結構よかったんじゃないでしょうか。
でもやっぱあそこまでのグロ表現はいらなかったんじゃないか…

『SAFE HEAVEN』
これね、これが一番良かった。
というか予告でこの話の教祖様のシーンが出てて、それで見てみたくなったわけなので期待を裏切られずによかったです。
なんか、謎の組織(これではカルト教団)とかすっごい面白いですよね。
現実味無いんだけど、どこかで行なわれていてもおかしくない様なことだったり。
あれ…なんだか既視感…って思ったらティモかよ!おいティモ!
お前こんなとこでまた映画撮ってたのか!(友達か)
「ABC オブ デス」の“L”の監督です。詳細は以前のレビューで。
監督を知った瞬間になるほど~と思いました。
面白いんだけど、決して人には進められない感じはまったく一緒。
というかティモはアジア人になにか恨みでもあるのか?と思ったら監督自体がインドネシアの方だそうで。
最初は教団の狂気が現れるだけなのかと思ったら、とんでもないものまで現れちゃってさぁ大変。
パパじゃねぇし…。投げっぱなしのゴラムはどうした・・・。
面白かった。一番イっちゃってる作品です。

『SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION』
悪ガキどもがやりたい放題してたらエイリアンが出てきてオシオキ!って話です。
なんかこれだけ毛色が違う気がする。
グレイもよく衝撃映像とかでよく出てくるあのグレイ。
ジェイソン監督の幼少期のトラウマを映像化したものだそう。
結構切羽詰ってる感じで追いかけてくるのがちょっと怖い。
多分「今月のアブダクションのノルマたりてねぇ!ヤバイ!何でもいいからとりあえず攫っとけ!」って感じでしょうね。
ワンちゃんが理不尽な扱いを受けるのがいただけませんね。
最後の最後でこの話はどうなのでしょう。
本筋の話では探偵が始めて目にすビデオなのに宇宙人ものって、余計に「???」ってなりますわ。

なんだかんだ言いましたが結構楽しめました。
結局のところ本筋で謎は残したまま。
家の謎も明らかにならず、なんであんな現象が起きているのかも明らかにされないまま終了です。
あ、これあれか、「SAW」のパターンか。
山済みのビデオテープでもまだ前作と合わせて11本しか見てません。まだまだ続けられそうですね。
3があるのか分かりませんが楽しみです。

…気づいたのですが、前作の本筋が『TAPE 56』。
今作の本筋『TAPE 49』。
あれ?これって時系列どうなってんの?