原題:SILENT HILL REVELATION(2012)
静岡はやっぱり面白い!
で、タイトルにある作品ですが、
大好きなサイレントヒルシリーズの映画化第二弾。
やっっっと見られた。
この映画はどっかのアクション映画になり下がったゲーム映画とは
比べものにならないクオリティです。
やっぱり映画オリジナルの最強キャラを出すのがいけな(ry
それはともかく、今作もサイレントヒルワールド全開でした。
2作目ってことであまり期待はしていませんでしたが、しっかり原作を踏襲していて安心しました。
本作は原作でいう3にあたります。
結構人気ありますからね、3。
やったことある人多いんじゃないですかね。
前作と同じのオリジナル主人公ではなく、ちゃんとヘザーも出てきて嬉しい限り。
でもちゃんと原作と同じように前作を活かせてるのが素晴らしい。
見始めは「再現度は高いが、少し年齢が...」と思いましたが、
見慣れてくると可愛く見えてくる不思議!
さて、物語はというと
のっけから夢の裏世界バリバリでお届け。
「これって3やってないor前作見てない人置いてけぼり?」
と不安になるくらい飛ばして行きます。
もう導入で物語半分終わっちゃいますからね。笑
おいおいかっ飛ばしすぎだけど大丈夫かい?と結構ハラハラ。
しかも結構現実世界で話が進む。
ヴィンセントが同じ学校とはね。
ミステリアスさはまったく無い、好青年っぷり。まぁ、ちゃんとアレでしたけど。
途中から「ショッピングモール行かないとはじまらないぞ」と思ってたら
お父さんの口からモールで落ち合おうという素敵提案。
直後拉致られます。
お父さん助けに行かなきゃ!ととっても父思いのいい娘ヘザー。
原作の小ネタをちりばめつつ物語は進みます。
個人的に病院での“懐中電灯”の使い方はすごく良かったですね。
すぐ先も見えない闇、照らした先に突然現れるクリーチャー。
今回「ノイズ」はお父さんの携帯くらいでしたね。
世界観をちゃんと再現していますね。
相変わらず灰と霧に満ちた表世界と、血と錆びに塗れた裏世界のコントラストは美しい。
変化していく様も相変わらず綺麗です。
ブッチャーが肉サクサク削いでたり、
探偵さんがミショナリー(ぽいやつ)に指スパーン!されたり、
三角様が自慢の大鉈で飛び出ててる腕ストーン!したり。
適度なゴア表現もあって、しかしやり過ぎていないので安心して(?)見られますね。
前作のラストで流石にやりすぎたから自重したのかな?
なんか人気のナースもちゃんと出てきてますね。
今作にてわりとキャラ薄いですが、そのダイナマイトバディと喘ぎ声の様な声で
きっと印象に残ったことでしょう。(男性諸君は特にね)
音に(前作は光に)反応して動き出すっていうのは独特の設定ですが、
緊迫感を出す為のギミックとして効果的に機能しています。
ちなみに原作のように鉄パイプや拳銃はもってませんでした!だから囲まれても怖くない!
映画オリジナルのクリーチャーも登場。
とてもエイリアン風な口をもつ、原作“2”に登場した「マネキン」の集合体みたいな奴。
うーん、サイレントヒルのクリーチャーとしては華がない...
まぁ気味の悪さはなかなかでしたけどね!
気になったのは物語の最重要部、
メモリー・オブ・アレッサ戦。
「戦」といってもほぼ戦ってないけどね!
ゲームじゃ結構苦戦したのにね!
ちょっとさっくりしすぎじゃないの?
ヘザーを死をもって解放し、苦痛に苦しまないようにと思っていたアレッサちゃんの優しさは無視ですか!
ほーほー、最後まで悪者扱いですか、そーですか。
それじゃかわいそうだろが!
それは置いといて、
遊園地の不気味さはよく再現されてました。
先に進むのも躊躇われる様な、それでいて先が見たいと思わせる雰囲気。
ロビーにも活躍の場が欲しかったかな。
せっかくのサイヒルのマスコットキャラクター(?)ですし。
今回のマスコットキャラクターは三角様。
せっせとメリーゴーランドを廻してウェルカムトゥーヘール!
っておまえまさかヴァルテ(ry
萌える。笑
ラストは神との対決か?と思ったら、
意外とクローディア@ミショナリーもどきでした。
しかもなぜか三角様が「オレ、オマエ、マモル」的な大活躍。
三角△。
無事に町を開放し、自由になったヘザーご一行。
でもせっかく助けたお父さんはローズを探しに霧の中へ。
ヴィンセントときゃっきゃうふふしながら(してない)歩いていると、
大型のトレーラーが通りかかったのですかさずヒッチハイク…ん?
乗り込んだ二人を迎えたのはデヴィット・サンドストロム博士!!
じゃなかったピーター・アウターブリッジ演じるトラヴィス!!
「どこまでいくんだ?」
「遠くまで!」
あーこれはノーバック連れて行かれるね(違う)
これは次回作を匂わせますね。
あるとすれば次は“ゼロ”の物語でしょうか。
個人的には“4”でやって欲しいなぁ。
多分ゴーストは完全なる貞子になったと思うけど。笑
まとめ。
今作も満足いく仕上がりでした。
ちゃんと原作ありきで作れば、面白い映画になるってことが良く分かります。
聞いてる?ポール・W・S・アンダーソン君!
クリーチャーと裏世界のインパクトに隠れがちな
本題とも言える人間の狂気もしっかり描かれていますし、映像美は圧巻。
まるで自分まで血と錆に塗れたサイレントヒルに来てしまったかのような臨場感を巧みに演出しています。
ストーリーは冷静になるといろいろ端折り過ぎ感が否めませんが、
おおむね満足。
特にゲームをプレイした人は「おお!」と思えるようなモチーフの“3”だけでない
サイレントヒルシリーズへのオマージュが随所に鏤められています。
ひさびさの映画でしたが、
映画ってほんとにいいものですねー。(水野さん風)
