「ロミオ&ジュリエット」2024年版、2回目観劇です。

この日のキャストには、初演以来のワクワク✨とキュンキュン💕若者たちの純愛と疾走感を堪能させていただきました。


岡宮来夢くんロミオ:

来夢くんを初めて観て、惹かれたのは「王家の紋章」でした。私にとって3人目のルカで、初めてルカというキャラクター好きだな…と感じさせてくれた。低音&ソフトな声が好みで、早速、私の「(ファンクラブに入るほどの)推しではないけど声が好きな男優さんカテゴリー…他に岡田浩暉さん、東山義久くん、佐々木喜英くんなど」に仲間入り。「ファンタスティックス」や、「SPY×FAMILY」でも、良い声ね〜☺️と穏やかに見守っていたけど、その声とロミオ役が一緒になるとこれほどの破壊力とは😵!歌も演技も無条件に全肯定!第一声…"女たちは〜♪"から、最後の"僕は行く〜♪"まで、ずーっと耳が幸せ〜と感じ続けた3時間でした。今、沼落ちしないよう必死で踏ん張っているところ。もう一度来夢ロミオ観たい。でも生でもう一度観たらはまりそうで、配信で我慢するべきか?推すか、推さないか、それが問題だ(ハムレットか😣)。

※余談ですが、この週に観た宏規くん、櫻子ちゃん、来夢くんは皆、初めて観た時の印象が鮮烈でした。数年経ち、そんな彼らが立派に真ん中に立っている姿にミュージカルファンとして(観続けること)の幸せを感じた1週間でした。


吉柳桜良ちゃんジュリエット:

ピーターパン女優にハズレなし、を再確認させてもらいました。玲奈ちゃん、充希ちゃん、ふうかちゃんに続く逸材ですね。ジュリエットが歌上手だとググっと作品クオリティ上がります。小さく可愛く芯が強く、ふんわり柔らかロミオと良いカップルでした(生き延びてほしかった🥲)💕


太田基裕くんティボルト:

少し中性的で色っぽいティボルト。止めポーズがブレず、さすが見せ方を知ってる。「絶滅したぁ〜」とか、「守ってやるよぉ〜」とか、セリフ語尾のニュアンスにゾクッとしました。

でもジュリエットが舞踏会から走り去る時、小さい子相手に「どうした?」と言うように、ちょっと身をかがめて、首を傾けてる表情を見た瞬間、優しい従兄を感じてキュンとしてしまいました。

従兄弟だから結婚できない運命と思って絶望している彼に、実はキャピュレット卿の娘じゃないんだよ(血は繋がってないよ)と教えてあげたくなる🥲


伊藤あさひくんマーキューシオ:

ルパンレッド少し見てました(朝ドラ「エール」出演も)🤭戦うのはお得意ですね。想像以上に小顔で舞台映えする容姿✨歌も歌えたんだー?予想以上でしたが、亡くなる時は、ちょっと元気すぎる😓


内海啓貴くんベンヴォーリオ:

ディミトリ(「アナスタシア」)までやった彼が今、ベンヴォーリオ?役不足では?と思ったのだけど…浦井健ちゃん以来の、裏ボス感あるベンヴォーリオが舞台を底上げしています。舞台経験豊富なベンヴォが支えていると、こんなにも舞台全体の安定感が増すのか‼︎と思いました。歌もダンス(あんなに踊れるって知らなかったよ💦)も芝居も、足りないところに常に入って補い、隙間を埋めている感じ?さまざまな役を演じてきたキャリアは伊達じゃないね。何気ないシーンでもロミオとじゃれあっていて、ロミオ愛溢れてるし、「どうやって伝えよう」も絶品…そう言えばラストの"伝えよう〜↑"音を上げてきたのは初めて聞きました。


栗山廉くん死:

Kバレエファンとしてドキドキ、オールダービリー(「ビリー・エリオット」)以来のミュージカル出演ですが、ミュージカルファンの皆様に受け入れられているでしょうか?

これまで観てきた「ロミジュリ」で、「死」に関しては、観ていてゾワゾワ…っとするタイプと、美しい〜✨っと見惚れるタイプといたのですが、廉くんは圧倒的に美しいタイプで、小顔、長い手脚の抜群のスタイル、クラシックバレエのラインの踊りに、甘美で誘うような死…が表現されていると思います。作品的にはゾワゾワする不気味なタイプが正解かも?と思うけど、私自身は美しい死も眼福で満足です🥰