いっくん(山崎育三郎くん)2024年の全国ツアー、最初の公演地・神奈川…相模女子大グリーンホールの2日目公演に行ってきました。


コロナ禍の無観客ライブ→座席半分に抑えたり、客席降り自粛したりの制限ありライブ→観客声出し少ないシンフォニックコンサート

…とやってきて、遂に全て解禁の全国ツアー。

公演回数も育三郎史上最高、フリーライブやテレビでの宣伝も盛んに行い、いっくんの意気込みか伝わってきます。


前半はミュージカル仕立て…

世界一ハンサムな結婚詐欺師の話…との(フリーライブやテレビでの)触れ込みで、事前にアルバムもリリース。

アルバム同梱の冊子(ライナーノーツ?)でほぼストーリーは頭に入れ…舞台ではそこに書かれていないもの(+αの芝居など)を求めていたけれど、それ以上はなかったな。やっぱり、ねもしゅー(根本宗子)さんの舞台はシュール😶わかりやすい筋とか共感できるキャラクターを求めてはいけませんね。

ストーリーは映像で繋がれ、ダンサーさん、ミュージシャンさんも一部演者で参加されます。

幾田りらさんは無理でも、初恋の彼女役がいて、2人ミュージカルとして演じられたら、もっと切なさを感じられたかもしれません。

まだ初回なので、いっくんがさらに深めていくか、私自身がもっと感性を研ぎ澄まして受け取ることができるか…今後に期待。


ミュージカルパート終了から、休憩なしで始まる2部は(9月まで続くのでセトリはまだ控えますが)、よく、こんなに沢山の曲を詰め込んだな〜とビックリ😳


今までのライブで主にオープニングに使われた、特に盛り上がる曲を3曲連続…から始まり、

終盤も観客が振りつきで参加できる歌がいっぱいで、とにかくノリノリで盛り上がる構成。


逆にバラードでは静かに、いっくんのこれまでの歩みを振り返り、観客の大切な人たちにも想いを馳せ、温かい空気が広がります。


一番、私の心に刺さったのは、某劇団レパートリーの、友情を歌うデュエットソング。

元の作品では、別れを告げる友人同士が、"あなたが私を変えてくれた、あなたを忘れない"…と歌うのだけど、これをいっくんは、「自分が今まで演じてきた役」への感謝と訣別の歌として歌い、

いっくんが"あなた"と歌うたびに、私の目には笑顔で去っていくマリウス、ロミオ、アルフ、クリス、ルキーニ、ヴォルフ……………マイケル&ドロシーが浮かんで、涙が止まりませんでした。

私自身もこれらのキャラクターにどれだけ力をもらってきたか…いっくんの歌声に重ねて私も、"忘れない、あなたのこと"


これから9月11日まで続く全国ツアー。

私もあと数回、参加しますが、全国の皆様に楽しんでもらえますように。いっくんが最後まで全力で完走できますようにと祈っています。


↓公式より拝借の記念写真