K-BALLET TOKYOが7年ぶりに上演した「ジゼル」

3月16日夜の初日と、3月24日昼の東京千秋楽の2回、足を運びました。




初日はゲストのジュリアン・マッケイくん目当て。

以前、「蝶々夫人」出演時も足を運んだので、生で拝見するのは2回目です。


ジュリアンくんのアルブレヒトはとにかく、美しかった〜✨長身、長い手脚、小顔、愛嬌ある笑顔、哀愁ある憂い顔。

海外の有名バレエダンサー数いる中でも、イケメン度ではダントツ一番。

長い手脚が生きる伸びやかなジャンプなどテクニックも優れていると思うけれど、美しさのインパクトが全てを凌駕するんですよねー。

長身なのでリフトが高く、本当に精霊のジゼルが空を飛んでいるよう。

百合の花束を抱いた姿が美しすぎて、そのままずっと立っている姿を見ていたい💕と思いました。


初日のジゼルはチケット買った時点では日高世菜さんの予定だったのですが、世菜さんお怪我されたそうで(心配です🥺)、岩井優花ちゃんに交代になりました。優花ちゃんは2021年Kバレエに入団、「蝶々夫人」や「眠れる森の美女」で主役を踊っている期待の若手ダンサー。私はこれまでミカエラやオクタヴィア、フロリナ王女などソリストとして観ていたので初めて主役を拝見しましたが、村娘のジゼルにピッタリ!素朴な少女が王子様のようなアルブレヒトに恋をして、失恋に心破れて亡くなり、ウィリ(精霊)となっても一途に思い続けるいじらしさを感じる可憐なジゼルでした。

昨年、プリンシパル・ソリストに昇格したばかりの優花ちゃんですが、プリンシパルになるのも目の前でしょうか?ジュリエットとか観たいなー。今後の活躍を楽しみにしています。


ウィリ(精霊)の女王ミルタは小林美奈さん、「眠れる森の美女」のカラボスに続いて怖い役。若い女性たちを裏切った男たちへの怒りと復讐心、氷のような冷たさを感じるミルタでした。


大好きな成田紗弥さんを村人たちの踊り(ペザント)とドゥ・ウィリ(モイナ)で1幕、2幕とも観られたのも幸運でした。


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