劇団TipTap「High Fidelity」を新宿村LIVEにて観劇。
この作品、普段はオリジナルミュージカルを上演しているTipTapが、知られていない海外ミュージカルを日本に紹介するシリーズ第一弾として、2018年に日本初演(ワークショップ公演)されていたそうです。
私はその時、観ていなかったので今回が初観劇になりました。
作品概要/あらすじ
レコード店を経営する冴えない男、ロブ。クラブのDJをやっていてちょっとだけ⼈気者だった頃を懐かしむばかりで店の経営にも身がらない。
店には本人同様、生粋のレコードマニアしか集まらず閑古鳥が鳴く毎日。そんなロブに愛想を尽かした彼女のローラは一方的に別れを告げる。
恋愛も人生も上手くいかない理由を探して過去の恋愛遍歴をたどるロブ。
人生における最も悲惨な失恋ベスト5を選び出して自分の忘れられない恋愛を見つめ直していく。
そしてローラをも忘れようとするが・・・
出演(敬称略)
ロブ:上口耕平
ディック:神田恭兵
バリー:佐々木淳平
ローラ:谷口あかり
リズ:MARIA-E
アンナ:新田恵海
KYMAO /ブルース:鎌田誠樹
マリー:三森千愛
イアン:原慎一郎
リーゼント男:三岳慎之助
中年男:ケンケン
サスペンダー男:成海 亮
フトン男:斎藤英明
アリソン:早希
ペニー: 小多桜子
チャーリー:西郷真悠子
サラ:隈元梨乃
ジャッキー:中村萌子
TipTapの舞台としてはかなり出演者多い!
"冴えないレコード店経営者"ロブを演じる上口耕平くん中心に多くのキャラクターが行き交うエネルギッシュなロックミュージカルでした。
"ロブに愛想尽かして出て行くエリートの彼女"ローラの谷口あかりちゃんは揺れ動く女心を表現。私、あかりちゃんのスタイルバランス(バレリーナ体型?)好きで、久々に真ん中にいる姿を見られて嬉しかったです。
ロブの元カノ5人の場面は、回想とも妄想とも現実の再会ともつかないカオスな感じが楽しい。
マリー三森千愛さんは歌をしっかり聞かせます。
ディック神田恭平くんは、神田くんには珍しい内気な役?もしかしたら初めて見たタイプかも?
そして、イアン役ハラシン(原慎一郎くん)の怪しさ、胡散臭さには笑わせてもらった〜。
ハラシンと言えば、カーテンコール時にTipTap劇団員として過去作DVDなどの宣伝活動もやっていました。私、ハラシンがTipTapの劇団員になったと聞いて、サポーターズクラブにはいったんですよねー。上田一豪さんと柴田麻衣子さんだけのプロデュース形式の劇団から、役者もいる本格的劇団?になり、すでにキャリアあるハラシンが入ったことで、劇団がどんなふうに変化するのかに期待して。今のところ目に見える変化はなく、今回のカーテンコール挨拶が、初めて目にした劇団員らしい活動かも?
まあ、長い目で見て、来年もサポーターズクラブは継続します😊個人的にはハラシン主演のオリジナルミュージカルとか観たいし、サポーターズクラブだけ見せてもらえるワークショップとかプレビューとかあったら嬉しいなー。
↓終演後、撮影どうぞと言われた舞台装置(最前列端席だったのでかなり角度がついてる💦)。
レコードジャケットが並んでいる構図がTipTapっぽい(Play a Lifeを思い出す)💕