堂本光一くん主演で、日本初演の「チャーリーとチョコレート工場」…チケットとれないだろうと思っていたけれど、1枚確保できたことに感謝です。


最初に思ったことは…これもLED映像😳?

先月観た「アンドレ・デジール最後の作品」、「アナスタシア」と同様。

短期間に3作続くと、流行りなのかな?と思うけれど、最先端技術で作られた色鮮やかで精密な背景が自在に変化する美しさは、この作品にも不可欠でした。

「チャリチョコ」の背景はより自由で、ポップでキッチュでサイケな感じ?


出演者には、堂本光一くんウィリー・ウォンカの他、観月ありさちゃんの(チャーリーの)お母さん、小堺一機さんのおじいちゃん、芋洗坂係長のボーレガード氏は、主にテレビで拝見していた皆さま。さすがの目を引く存在感で、特に観月ありさちゃん…このチャリチョコ世界では地味な装いなのに、やっぱり映像世界の美人はレベルが違う…と思いました。


我らがミュージカル界?の、鈴木ほのかさん、岸祐二さん、彩吹真央さんも負けじと大活躍、カラフルな世界に負けないハイテンションで盛り上げます。


子どもたち(チャーリー・バケット:涌澤昊生くん/オーガスタス・グループ:後藤レイサくん/ベルーカ・ソルト:三宅りむちゃん/バイオレット・ボーレガード:土井祐杏貴ちゃん/マイク・ティービー:鈴木弥人くん) も1人残らず芸達者。自由すぎる振る舞いと、驚きの展開…舞台とは言え、なかなか経験しない役柄では?個人的にはベルーカの美しいバレエと強烈なキャラのギャップにやられました。


アンサンブルの皆さんも早変わりに継ぐ早変わりで大変そうだけど、特にウンパルンパが楽しすぎた😂


堂本光一くんは、二幕頭で、あのポスター通りのビジュアルで登場した瞬間、彼ほどこの格好が似合う人は他にいないのでは?と思いました。2.5次元のイケメンたちともまた違い、奇抜な衣装が自然で、着せられてる感がない、いつもこのスタイルと言われても違和感なく感じるのはさすがアイドル✨


ストーリー展開はあらためて見ると結構、えぐい😱

悪いことをした子が罰を受けてスッキリという気分にもならなくて、どういう心持ちで見たら良いんだろうと思っていたのだけれど…

終盤、白いスケッチブック?をめぐるウォンカとチャーリーのやりとりから、これも(夏に観た「ファインディング・ネバーランド」同様)、イマジネーション=想像力の素晴らしさ、大切さを描く舞台だったのだな…と気づきました。子どものイマジネーションには毒や悪も必要なのは「ファインディング…」のフック船長に教わっていたし。


多くの人の想像力、創造力…が結集して生まれる夢の世界を楽しませていただきました。