いっくん(山崎育三郎くん)のソロコンサート、4人のステキなゲストが回替わりで出演してくれました。

 

10月3日マチネ 三浦涼介くん

10月3日ソワレ 昆夏美ちゃん

10月4日マチネ 小南満祐子ちゃん

10月4日ソワレ 黒羽麻璃央くん

 

 

三浦涼介くん
3日マチネの第1回、登場したりょんりょん(三浦涼介くん)見た時、まず思ったのは…ロン毛!?地毛?
明るい髪色、黒の衣装…何か、いっくんよりトートっぽい・・・?え?トート狙ってる?
前回公演観た時、私もりょんりょんはルドルフよりトートの方があってるんじゃないかなぁ(スキルでなくイメージが)と思ったので、将来その可能性はあるのかなぁ(スキルがついてくれば)。
「世界の王」を歌う前、ベンヴォーリオやってた…と言って、いっくんに「健ちゃんと同じ役?」と訊かれ、「え?健ちゃん???」ってなってたりょんりょん。自分の役を初演でやった人…とか、StarSとかあまり気にしないのか?ちょっと浮世離れしたフワフワ感あります(そこがトートっぽい)。
「僕はママの鏡だから」は、本当に弱弱しく儚げで、ちょっと病んでる感もあり・・・そこから「闇広」に繫がると、”死”に憑りつかれて精神を病んでしまった皇太子さま・・・という感じ(「仮面ライダーオーズ」の時は、彼自身が憑りついたモンスター?だったけどねぇ)。
 
昆夏美ちゃん
「ロミオ&ジュリエット」初演から9年ってことは、昆ちゃんもデビューから9年か。早いなぁ。
昆ちゃんといっくんのトークって、時々、聞いていて緊張する時があって、今回は「何でタメ口?」みたいにいっくんが突っ込んだところ、ちょっとハラハラした(後で「コントでした~」といっくんが場を和ませたけど)。昆ちゃんのライブにいっくんがゲスト出演して、昆ちゃんの話したロミジュリエピソードが打合せと違う…とか言われた時のこと思い出してしまうんだよね(あのエピソードはいっくん外に出したくなかったみたいだし?)。
久々の「美女と野獣」・・・ソーシャル・ディスタンシング・バージョンの自転クルクルが可愛かった。
エポニーヌ卒業は、もう・・・?と残念だけど、本人にやり切ったという意識があってのことなら良かった。ナンバーは今後もこういうライブで披露し続けてほしいです。
そして、一番特筆したいのは昆ちゃんがエリザベートを歌った「私が踊る時」。いつも地を這うように上流階級を恨む役しかやってないと言う昆ちゃん初の気品が高い役(本人談)が、想像以上に声、歌い方が合っていて良かった。実は、実際に聞く前は翌日の小南満祐子ちゃんの方がこの曲合うんじゃないか?満佑子ちゃんの方が気位高い「エール」千鶴子様イメージからエリザもワンチャンあるかもだし・・・とか思ってたんだけど、このライブに限定したら昆ちゃんの「私が踊る時」の方が好き。昆ちゃんの地声の強さがとっても生きていました。
 
小南満佑子ちゃん
「エール」の千鶴子さまも好き(姫川亜弓さんみたいで)だけど、原田優ちゃんのインスタライブに出た時、満佑子ちゃんの明るいキャラを知り、ますます好きになりました。
今回の「お手をどうぞ」フルバージョン。私はオペラの発声とかよく知らないし、声楽に詳しい方が聞かれたらどうなのかはわからないけど、素人耳(?)からはとても美しいデュエット。満佑子ちゃんはファルセットが綺麗ですね~(「私が踊る時」は地声少し弱く感じたけど)。
「心は愛にあふれて」は時代を超えたマリウス&コゼット…初めて組む2人で初々しさが際立って、うっとりいっくんを見上げる満佑子ちゃんが可愛かった。いっくんに合わせて初演振付(ソーシャル・ディスタンシング・バージョンだけど)をやってくれたのが嬉しかったです。
「私が踊るとき」は、エリザベートの(千鶴子さんっぽい)勝ち誇った表情が素敵でした。歌は練習すればどんどん良くなるだろうし、エリザワンチャンないかなぁ~?
あと、ラストの「星影のエール」は、当然ながら満佑子ちゃん回が一番良かった。2人が揃うと、久志と千鶴子様が歌ってる~と思って聞けますし。
 
黒羽麻璃央くん
クロバマリオくんだったんですね。いっくんからの紹介を聞くまでずっとクロハネマリオくんだと思い込んでました(ごめんなさい)。
初コンサート、初(観客前で)生演奏歌唱、初ルキーニ・・・がいっくんのコンサートで良かったんでしょうか?ファンの方たちに申し訳ない(配信でご覧になりましたか~?)。
今までマキューシオ役とルキーニ写真のビジュアルしか見てなくて、生意気な感じなのかな?と思ってたけど、リクルートスーツ?みたいな衣装で登場した麻璃央くんは爽やかな好青年でした。「世界の王」も、若者は勢いが大事と、いっくんの無茶ぶりに応えて踊ってくれたし、またいっくんがかわいがる後輩が一人増えた?
ルキーニは一瞬で役に入りましたね。
「注目!!黄泉の帝王トート閣下!またの名を死っ!」をいきなり言われたときはドキっとしました(でも、この日だけそこから入ったのは嬉しかった)。
「キッチュ」は、やっぱりマキューシオっぽい?イっちゃってる感じ?実際に本公演を見てみないと役作りの方向性とかまだわからないけど。
「闇広」まで、いっくんの無茶なお願いに応えてくれてありがとう。難しかったと思う(伴奏より一拍早く出たところあったような?)けど、初々しさが”死”に翻弄されてる感につながったかな?