熊川版新作として世界初演された「カルミナ・ブラーナ」に足を運びました。

こちらの舞台で私がとったチケットは20000円の席(一番上が25000円だったので上から2番目ランク)。

普段、帝劇等で15000円までのチケット代は慣れてるけど、2万超えは少し悩んで、思い切って購入しました。

 

さて、当日、会場に着くと、上演時間は休憩なしの65分?短っ!?

 

でも、お値段分の価値は十分にある公演でした。

指揮はイタリア人アンドレア・バティストーニ氏、

客席7列までつぶして作られたオケピには東京フィルハーモニー交響楽団、

舞台上には凄い人数の新国立劇場合唱団、3人のソリスト、

途中にはNHK児童合唱団も・・・

すでに音楽だけで、1つの公演、演奏会として成り立つクオリティ

 

それに加えて、K-BALLET COMPANYオールスターキャスト。

普通の公演だったら、同時に観ることができないようなプリンシパルダンサーが勢ぞろいの贅沢さ・・・

 

ずっと歌が歌われているとは言え、歌詞はラテン語で全く理解できず、ストーリーも漠然としかわからなかったけれど、

開演前に↑の配役表で誰が何役か頭にたたきこんで観たので、とりあえず今、どのようなキャラクターが踊っているのかはわかりました。

 

山本雅也くんの鳥、ソロパートもあり、ブルーバードを思わせる振付も・・・

宮尾俊太郎さん、背も高く、陽のオーラが太陽にピッタリ

遅沢佑介さんは逆に、影のある役お似合いで鋭い踊りのサタン(素肌に模様がトートみたい?)

矢内千夏さんのビーナスと堀内將平くんのダビデ(と他の男女)の絡みはエロチック

成田紗弥さんの白鳥も印象的でした。

中村祥子さんのフォルトゥーナは最初と最後だけの出演だったけれど、女神のオーラと存在感が凄い。

で、関野海斗くんアドルフは主役だけど、初めて見る名前。これまで海外にいて、今シーズンからK-BALLETに入ったのかな?今後の活躍を楽しみにしています。