終わっちゃいました。
帝国劇場「モーツァルト!」
そして、私の2010年の観劇。

遠征するつもりはないので、もうこのカンパニーの舞台は観られないのかと思うと胸がいっぱいで、1曲1曲聴くごとに、これで最後なんだと思ってドキドキして、終わりまで心臓大丈夫だろうかと思ったくらい。

でも、育三郎くんは落ち着いてましたね。
千秋楽だからと特別あつかいせず、ただヴォルフガングの人生を生きるだけ…という決意をそのままに舞台にのせてくれました。

それでも溢れる熱い思いがあったのか、父の死以後の終盤、いつも以上に目に光るものがあって、いつ大粒の涙がこぼれるかと思っていました。
他の出演者さんたちも、育三郎千秋楽を盛り上げ、引きたてようとしてくださっていたと感じました。
最高の千秋楽になったと思います。

カーテンコール映像も早速動画アップされてますが、初日のように泣くこともなく、充実感とすがすがしさ、感謝の気持ちにあふれた良い挨拶を聞かせてくれました(ちょっとは泣き顔見たかった気も?)。

動画ではカットされていますが、わっくんのご挨拶もありました。
初日も千秋楽もいっくんわっくんコンビでしたね。
わっくんも小さいのに一人前に同志として育三郎くんと生きてくれてありがとう。

ラスト、これも動画ではカットされてますが、いっくんわっくんサンタさん帽子をかぶって登場。井上芳雄くんが袖に準備していて、これをかぶって出るようにとプリンスのご命令(?)だったようです。
一番ラストの挨拶はいっくんわっくん声を揃えて「メリー・クリスマスクリスマスツリー」でした。