今日は、2週間ぶりに育三郎ヴォルフガングを観てきました。


最初から声が良く伸びて良い調子。


いろいろな動きが初日バージョンに戻っていてビックリ目


たとえば、ウェーバー家でコンスタンツェがお鍋を爆発させる場面ドンッ

2回目に観たとき以後は、コンスタンツェが肩にしなだれかかって(片足ピンとあげて)チュッて感じだったのに、今日は初日と同じ(芳雄くんバージョンと同じ)で、いきなりお姫様抱っこで「ウァーオ!」


プラター公園で愛が芽生える(?)場面ドキドキ

2回め観劇以後は何回かターンして胴切り台に飛び乗って飛び降りてだったけれど、今日は初日と同じ側転&胴切り台の上をでんぐり返り。しかも、初日は前転だった(と思う?)のに今日は後転。幅が短い方でくるっと回って、見事に向こう側に着地。

ちなみに、この場面の芳雄くんヴォルフは、胴切り台の上でのスプリッツとY字バランスが見せ場?


コロレド様と決裂する場面爆弾

最近は脚側から召使たちの中に降りる(引きずり降ろされる?)動きの方が多かった気がするけれど、今日は見事に上半身からダイブ。あれは下の人を信頼してないと、かなり怖いと思う。召使の皆さま、しっかり受け止めてくださいねー。


初日見た時は、特にプラター公園なんて冷やっとして、脇腹切ったってこの動き?小池先生何やらせるんだよ~むかっと思っていました。

2回め以後は、安全な動きになって安心なような、ちょっぴり寂しかったような・・・だったので今日の復活には本当にビックリ。でも、どの動きも初日はいっぱいいっぱいな感じだったけれど、今日はスムーズで、大変なことやってます感がなかった。いろいろな意味で余裕が出てきたのかな?


育三郎くんは、役を前日から進化させるという意識ではなく、毎回、ゼロから新しいヴォルフガングの人生を生きているので、このパターンでなければいけないということもないし、また新しい動きになっても良いと思う。

その日に感じたまま、その日のヴォルフガングの心のままに動けば、それがその日のヴォルフガングの動きになるのかな?


歌と演技で一番印象に残るのは、やはり2幕でパパと決別する場面以後。

今日の「何故愛せないの」は前半、比較的淡々としていて、間奏で顔が歪んで泣き顔になり、後半で悲しみを前面に出した感じがしました。死の直前の「僕こそミュージック」は、すすり泣きのような声に聴こえました。


あと、今日はやっと璃七ちゃんアマデを見ることができ、これでアマデちゃん3人制覇ですチョキ

やっと「ヴォルフガングをめぐる人々アマデちゃん編」が書けます音譜