吉武大地くんのVoce Vol.5夜の部に参加してきました。


本当に参加・・・って感じだったんですよね、皆で歌って。


シャロンゴスペルチャーチの天井が高くステンドグラスが美しい空間で、飯田さんの生ピアノと大ちゃんの生の声と、客席の温かい空気・・・とても素敵なコンサートでした。


前回のVol.3は、ヨーロッパ旅行のお土産話とヨーロッパの曲をたくさん聴かせてもらい、ヨーロッパを旅したような気分になれるコンサートでしたが、


今回のVol.5は、ブラジルのコンサートで日系人の方たちが涙された日本の歌など、一緒に歌うコーナーも含めて日本語の歌が中心で、自分が日本人なんだ・・・という意識を心の奥底から呼び覚まされるような感覚、郷愁を感じるコンサートでした。


日本の童謡を一緒に歌うコーナー・・・

「紅葉」、「村祭り」、「ふるさと」・・・

歌い始めたときは、1番はわかるけれど2番以後の歌詞は忘れてる(どうしよう)・・・と思うのだけれど、歌っているうちに自然に口からでてきて、結構、覚えているものだなあ、私は日本人なんだなあ・・・って、ちょっと嬉しくなりました。


「幸福を売る男」、「小さい秋みつけた」、「小さな木の実」、「ねむの木の子守唄」、「小さな空」・・・

優しい、秋を感じられる歌が多かったです。今年は夏から冬になって秋がないと言われていますが、昨日のあの空間は、澄んだ秋の空気に満ちていました。


「レ・ミゼラブル」の「スターズ」も迫力があって素晴らしかったです。「レ・ミゼラブル」はずいぶん見たけれど、マイクを通さない生歌の「スターズ」を聴いたのは初めて。

育三郎くん主演の「モーツァルト!」初日は「8日?」と言って、客席から「6日」と教えられていましたが、育三郎くんの初日=8日しか頭にないのは私と同じ…と和んでしまいました(弟を気に掛けるお兄さんですね)。


外国語の歌は、「グラナダ」、「Volare(サビ以外は、即興日本語)」、「フニクリフニクラ(皆で歌うときは日本語)」、「Caruso」、「You Raise Me Up」くらいではなかったかしら?


「Volare」の即興は、もう名物になってる?毎回、楽しんでます。


「Caruso」は、前回は高らかに愛を歌うという感じだったと記憶しているのだけれど、昨日はとても切ない恋の歌に聴こえました。聴き手のその時の気持ちによっても聴こえ方が違うのかもしれないけれど・・・。


「You Raise Me Up」

心に沁みる歌声で、You raise me up, to walk on stormy seas・・・「GLORIA SIRENA」のフライヤー配布とも相まってか、この2年間のESCOLTAの歩みが思い出されて涙があふれました。後半、笑顔を浮かべた力強い歌声には、むしろ、こちらがraiseされ、励まされているような気になりました。


「イグアス」

雄大な滝(世界三大滝って言い方はかわいかった。世界三大瀑布って言うのかな?)に感動して、絶対に曲を作ろうと思ったと。

森を抜けて泉を見つける旅人のイメージ、川が海原へ続くイメージ、自分の歌を遠くまで届けたい、響かせたいという想いが融合した素敵な歌でした(1度聴いただけなので、歌詞は思い出せません)。飯田さんのピアノも、聴いただけで滝が目に浮かぶような見事なものでした。


来年のVoceニューイヤーコンサートも決まり、すぐに予約受付開始のようですね(クリスマスコンサートがないのは、ちょっと残念かも?)。


日々の疲れから癒され、大ちゃんの笑顔と優しい歌声を聴いているうちに、自分もちょっぴり優しくなったような気にさせてくれる・・・とっても温かいVoce。

いつまでも続きますように。


PS 一昨日、「GLORIA SIRENA」のフライヤー、万里生くんより大ちゃんの方がアップが早かったと書いたけれど、万里生くんは「ファンタスティックス」千秋楽後、疲れがたまってダウンしてしまっていたようです。

今日のブログにフライヤーもアップされ、少し回復しているようで一安心しましたが。

それぞれのソロ活動も素晴らしいけれど、本音を言えば、3人そろったESCOLTAを早く聴きたいです。