大好きなミュージカル女優さんの中に土居裕子さんがいます。
音楽座時代の全ての出演作品、「MA」、「タン・ビエットの唄」etc...
たくさんの舞台を見せていただきましたが、
心に沁みるような美しいソプラノの歌声
少年の役、男装の役、お転婆な役、優しい役、強い役・・・
いろいろな役を演じられて、
芯が強く、透明感があって、溌剌として、本当に素敵な方だと思います。
そんな土居さんが、新たに夢を叶えられたそうです。
劇団四季の「サウンド・オブ・ミュージック」でマリアを演じられると、ブログに書かれていました
憧れた最初の作品で、マリアを演じたいと思っていたけれど、天地がひっくりかえっても自分が演じることはありえないと思っていたのに思いが通じた・・・と書かれていたのを見て、とても嬉しかったです。
いっくんが夢見ていたモーツァルト役をつかんだように、土居さんも夢みていた役をつかまれたのですね。
本当におめでとうございます。
土居さんの魅力の全てを余すことなく輝かせる、最高の役だと思います。
土居さんの声で、「サウンド・オブ・ミュージック」、「私のお気に入り」、「ドレミの歌」、「エーデルワイス」などを聴けると思うと今からわくわくしています。
幾つになっても夢は叶うのだと(土居さん、とってもかわいらしいけれど・・・かなりお年上なのですよね)、力づけられました。
土居さんと四季で同期でいらした、亡くなられた志村幸美さん(この方も大好きな女優さんでした)も、どこかで喜んで微笑んでいらっしゃるのではないかと思います。
四季も、最近はシーズン・メンバー的に劇団員でない人を迎えたり(シルビア・グラブさん、鈴木ほのかさんetc.)、辞めた人を一時的に演目限定で出演させたり(鈴木綜馬さん、久野綾希子さんetc.)、昔に比べるとオープンになってきましたね。
ずーっと四季にいるというのは、拘束されるから望まないけれど、短期間で良いなら、万里生くんや育三郎くんのラウル(in 「オペラ座の怪人」)等も見てみたい気がします。何よりも、可能ならば円熟味を増した祐一郎さんのファントム見たいなあ。前に四季で演じた時はまだ若かったけれど、死も吸血鬼も錬金術師も演じた今の祐一郎さんなら、ずっと哀愁も迫力もある素晴らしいファントムが演じられると思うのだけど・・・(ジーザスはもう無理かな・・・?)。