Con te partiroのイタリア語歌詞の訳を調べたとき、英語詞や日本語詞についても調べてみました。


そもそも、この曲は「Time to Say Goodbye」という英語のタイトルが有名ですね。


アンドレア・ボチェッリとサラ・ブライトマンがデュエットした際に歌詞の一部とタイトルを「Time to Say Goodbye」としたものが爆発的大ヒットになったということで、私もサラ・ブライトマンのCDを持っていますが、Con te partiroの歌詞がTime to say goodbyeに変わっていることを除けば、基本的にイタリア語の原詞通りでした。


Time to say goodbye・・・という歌詞から別れの歌と思われることが多いけれども、実際は2人の旅立ちの歌で、結婚式にもふさわしい歌ということはESCOLTAで聴いて、初めて知りました。


全てを英語に訳した歌はあるのかなあ?と調べたところ、You TubeでDonna Summerが歌っている「I Will Go with You」という歌を見つけました。

ダンスミュージックのようなノリノリのアレンジに、同じメロディーでも変われば変わるもの・・・と思いつつ、歌詞を全て聞くと、女性が恋人に対して、あなたと一緒に行く、永遠に愛し合いながら一緒にいると繰り返す歌で、共に旅立とうという歌詞とは違いますね。訳詞ではなくオリジナルの歌詞と思った方が良さそう。


日本語では、松田聖子さんの歌などで有名な作詞家の松本隆さんが「~さよならの時刻(とき)~」というタイトルで詞をつけられています。

私が7月にクリスターレ☆(この女性ユニットについては次の記事で書きます)のランチタイムコンサートで聴いたのは、この日本語詞でした。

さらに調べたところ、「レ・ミゼラブル」の日本版オリジナルエポニーヌの島田歌穂さんが、Kahoという名前で、この「~さよならの時刻~」のシングルCDを出していたようです。

この日本語詞は、男性と別れて船に乗り異国へ旅立つ女性の気持ちを歌った歌で、とても叙情的で美しい日本語なのですが、哀しい別れの歌で、これもCon te partiroとは別物です。


やはり、イタリア語の旅立ちの歌が、このメロディーに一番、ピッタリくるようです。


中でも、ESCOLTAバージョンが今の私にとって一番であることは、言うまでもありません。