上差し今生きていれば18歳 パート③の続き・・・

 

 

 

いたずらなお父さん息子。

 

ただのいたずらで済めば

良いのですが

「やってみたい好奇心」

は時として事故に繋がりました。

 

つかまり立ちが出来るように

なった頃の事です。

 

近くにあった低いテーブルに

頼って立ち上がろうとしたところ

 

 

バランスを失い顔をテーブルに

打ち付けました。

 

 

運が悪い事に小さな歯が

出始めていたのでその歯で

舌を切ってしまったのです!

 

物凄い出血量でした。

タオルがあっという間に

真っ赤に染まり泣き叫ぶお父さん息子。

 

電話をしてもなかなか救急に

繋がりませんでした救急車

出血が止まらず

私はパニックに!。

 

 

2歳になったばかりの

お母さん娘ちゃんもこの惨状を直視出来ずに

毛布に潜って隙間から見ていました。

 

 

運がよくその日は外科の先生が

夜勤で勤務だった為

縫合手術は成功しました。

 

 

ただ最初出血量が酷く

舌のどこから出血しているのかも

わからなかったようで処置室からは

お医者様の緊迫した声や

看護婦さんの動揺している声が

聞こえてきたので不安でいっぱいでした。

その日 外科の先生がいなかったら

この難しい手術は出来なかっただろうと

後から説明を受けました。

 

舌を縫われたお父さん息子。

その夜とても痛そうでしたガーン

 

そんな事があった後

今度はこんな事をやらかしました。

 

 

お父さん息子は棚の上にあるお菓子を

見つけました。

自分の身長ではとても取れる場所では

ありませんでした。

 

子供の成長は早いです。

一日一日で変わっていきます。

 

昨日出来なかった事が

今日は出来るようになる

 

昨日思わなかった事を

今日やってみようと思う

 

 

お父さん息子も学習したんですね。

 

お父さんひらめき電球(椅子を使ったら届くはず)と。

 

 

私が目を離した隙に椅子を

持って行き

 

 

お菓子に手を伸ばしました。

 

 

バランスを失い

 

 

転倒!!

 

 

またも口を負傷!

 

転倒した衝撃で

歯がキスマーク唇を貫通してしまい

また血まみれになりました。

 

 

緊急で搬送救急車ピリピリ

 

 

この時の処置は簡単に終わりました。

 

お父さん息子はいつも「緊急搬送救急車ピリピリ」で

外科にお世話になっていました。

 

 

ある夏の暑い日

 

お父さん息子は水が飲みたいと

グラスを手に持って

私の後ろを通りました。

 

 

この時お父さん息子は

私のスカートにひっかかったようで

転んでしまいました。

 

 

グラスを手放せば良かったのですが

お父さん息子はグラスを持ったまま

転んだのでグラスが息子の手の中で

バラバラに割れました。

 

お父さんパーピリピリアセアセ

 

 

沢山のグラスの破片が

手に刺さり

お父さん息子はパニックで大泣きしました。

 

この時は近くでハイハイハイハイをする

赤ちゃん次男君がいて

飛び散ったグラスの破片を取るのか

救急車を呼ぶのか

お父さん息子の手に刺さった破片を

取ってあげるのか

何を最優先したらよいか

わからずに私もパニック状態でした!

 

 

子供全員を連れて病院へ。

 

 

取り切れないほどの

小さな破片も刺さっていたので

どうなるのかと心配でした。

 

手の神経が切れてしまっていたら?

 

色々な事を想像してしまいました。

 

 

幸いにも神経を痛める事もなく

念のためレントゲンを撮ると

残っている破片もないとのこと

 

ほっとしました。

 

 

子供一人大きくするのって

命を育てていくのって

本当に大変ですアセアセ

怪我なく事故なく

無事に大きくなれたのは

そこに見守ってくれた誰かが

必ずいたんですよね。

 

・・・・・・・・・・・

 

私達は子供がいても

フットワークが軽い方でした。

 

子供がいても外食に行くし

旅行にも沢山行った方だと

思います。

 

その中でも色鮮やかに思い出として

残っているのは

「ハワイ旅行」

です。

 

飛行機DASH!

 

 

 

お父さん息子、ハワイアンリースで

めちゃめちゃ観光客七夕

 

 

子供達も初ハワイを

とても気に入っていました。

滞在中は何度もビーチに行って

遊んでいました浮き輪浮き輪波

 

 

小さい子供がいると

動物園、水族館はマストです。

 

 

ツアーのバスバスDASH!

Sea Life Park

まで行きました。

 

上差し途中のどこかで写真撮影タイム。

 

 

ALOHA~ハイビスカス

 

 

ハンバーガー🍔

フライドポテト🍟

ステーキステーキ

などなど

毎日ウェスタンフードばかり。

 

最初は喜んでいた子供達も

やっぱり日本人ですね。

 

和食が恋しくなってきました。

 

 

水族館でお父さん息子は

 

水槽で泳ぐお魚さん達を見て一言

 

 

お父さんお魚 食べたい、・・・」笑い泣き

 

 

この帰り

 

 

かに座レッドロブスターかに座

連れて行きましたw

左差し私は肉食ってますが・・・爆笑

 

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お父さん息子は勘も鋭いほうでした。

 

 

カードゲームで

神経衰弱をした時など

 

 

誰も一度もめくっていないカードを

めくり連続で何組も当てたり

 

 

なんか特殊な能力でも

もっているような感じでした。

 

 

UFOキャッチャーも得意で

なかなか取れない

大きなぬいぐるみを

2つも取ったり

 

 

 

重たくてひっかかりそうな

景品も簡単に落としていました。

 

 

 

大してお金をかけなくても

狙った大物を落とすことが

多々ありました。

 

 

そんな「能力」も

「勘」や「気配」など

何かを感じる事も

他のきょうだいより

優れていました。

 

 

子供達はよくパソコンで

Youtubeやゲームを観て

遊んでいました。

 

赤ちゃん次男君が夢中になっているのを

こっそりと見ていても

画面に夢中になっている次男君は

私の存在に気がつかず

 

 

近くまで行って

ようやく気づく感じでした。

 

 

 

それはお母さん娘ちゃんの時も

同じでした。

 

 

でもお父さん息子はちょっと

違っていました。

 

息子はすぐに私の気配を

感じているようでした。

 

そしていつもこちらを

振り返る事なく

私にこう言いました。

 

 

お父さん雷「後ろにいるの知ってるよ」と。

 

 

お父さん息子はなぜか我が家の

「鬼門の位置」も知っていました。

 

・・・・・・・・・・・

 

お父さん大きくなるにつれて

そういった気配を感じたりする

魂感受性魂が強くなっている

ように見えました。

 

 

私達はある夏休みのキャンプに

黒部ダム観光を計画に入れました。

 

 

天気も良かったので

素敵な写真が沢山撮れました。

 

歩いている途中に急にお父さん息子が

立ち止まり私を呼びました。

 

 

お父さんガーン「まま、ねぇ なんか感じない?」

 

 

お父さんガーン「ここなんか空気が違うよ。

すごく重たい感じがする。」

 

あんぐり「え?そう?」

 

私には何も感じませんでした。

 

そして振り返り上を見て驚きました。

 

 

そこには「殉職者慰安碑」

ありました。

 

黒部ダム建設には述べ1000人以上の

人が携わったようですがこの工事の為

事故などで200人以上の方が

お亡くなりになったそうです。

 

この日はお天気で観光客で

賑わっていましたが

 

 

お父さん魂息子はそこで何かを

感じているようでした。

 

 

私は黒部ダム建設中

こうした悲しい事故があった事は

知っていましたが

子供達が怖がってしまうと思い

あえて言いませんでした。

 

でもお父さん息子だけは何か重い空気感を

感じ取っていたようでした。

 

きっと

エンパス体質だったのだと

思います。

 

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中学に入りGWに千葉県にある

「チバニアン」

を見に行きました。

 

その帰り話題の面白いトンネルが

見たくてパパさんにお願いして

走ってもらいました車DASH!

 

(画像お借りしています)

 

向山トンネル

 

珍しい二階建てのトンネルです。

 

 

車を降りて写真を撮りに行きました。

 

ランニングランニングランニングランニングランニング

 

 

 

トンネルの中に入っていくと

さっきまで元気だったお父さん息子が

 

 

お父さんガーン「頭が痛くなってきた・・」

というのです。

 

本当に辛そうな顔をしていたので

 

 

すぐにトンネルから出ましたが

外に出ると頭痛も止んだのです。

 

ここでも何かを感じていたのでしょうか・・・

 

ドクロ魂

 

トンネルってなんかいそうですしねオバケw

 

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夏休みが終わる頃

 

視力が落ちたというお父さん息子に

メガネ眼鏡を買ってあげました。

 

 

二学期から学校で使うと

とても喜んでいました。

 

 

お父さんラブラブ「欲しい」

 

この頃 スポーティな

サングラスを見つけると

欲しがっていた息子😎。

 

中学に上がり一丁前に

お洒落にも

目覚めていたのかも

しれません。

 

そんな小さな成長を垣間見れて

親としては

嬉しかったです。

 

あまりスポーツをする子では

ありませんでしたが

 

お父さん「僕 高校生になったら

部活でテニスをやろうかなテニス

 

そんな夢も語っていました。

 

 

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今生きていれば18歳

 

きっと大学受験で最後の

ラストスパートをかけて

いたことと思います。

 

お父さん息子はどんな進路を

選んでいたのだろうか。。。

 

そんな想いがふと頭をかすめます。

 

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ある朝

 

 

パパさんが出勤した後

家でブログを書いていると

 

 

ベランダから

 

グーこぶしで窓を叩いたような

 

「コンピリピリ!」

 

という音がしました。

 

 

窓に枝が当たったのか

何かが落ちてきたのかと

 

 

すぐにベランダを確認しましたが

何もありませんでした。

 

 

なんだったのだろう?

と思いましたが

すぐにある事に

気がつきました。

 

 

その日は

お父さん息子の誕生日でした。

 

 

お父さん息子が誕生日の日に

来ている事を教えてくれたのだと

思えてなりません。

 

 

 

りんごりんごりんご

(背景お借りしています)