![]()
カナダ放浪記 part4の続き・・・
週70ドルでの家賃で1ヶ月延長が成立!
とりあえず住む場所があるのは
ホッとします。
モントリオールに滞在する事が決まると
次は仕事探し、
それと同時並行で
1ヶ月後に移る家も
探さなければなりません。
仕事も家も
探す方法は色々ありますが
まずは毎日の新聞から
探しました。
モントリオールは
カナダの東部に
位置していて
セントローレンス川に浮かぶ
カナダ第2の都市なんです。
その昔フランスの植民地でしたが
その後イギリスに領土戦争で負けて
イギリス領になったそうです。
当時住民の9割がフランスからの
移民だったのでフランス語を
公用語にしたそうなんです。
なのでカナダですが
公用語がフランス語の
「フランス語圏」なのです。
レストランのメニューにも
必ず英語とフランス語の
![]()
![]()
両方が書かれています。
SIN=ソーシャルインシュアランスナンバー
(社会保険番号)
のカードもご覧の通リ。
地下鉄もSUBWAYではなく
フランスと一緒でMETRO
。
正確にはケベック州なので
カナディアンではなく
ここに住む人達を
「ケベコア」と呼びます![]()
。
フランスよりも
モントリオールに留学するほうが
安くあがるという事で
フランス語留学している人も
いましたが
フランス人からすると
ケべコア達が話す
フランス語は日本語だと
「ズーズー弁」を話している
ようなものだと聞きました![]()
。
モントリオールに生まれた時点で
「英語」と「フランス語」を
必然的に学校で覚えます。
なのでほぼ皆さんバイリンガル。
この2つの言語が上手く使えないと
例えカナダ人と言えどもここでは
仕事を選ばなければなりません。
両親のどちらかがカナダ人でない場合
その子供は3か国語を話す
トリリンガル。
そして大学などで別の言語を
専攻して4か国語を話すなど
10代だけどマルチリンガルな
お子さんも結構いました。
(地下鉄)
どちらかというと東側が英語圏
西側がフランス語圏という感じでした。
ちなみにDDは東側に住んでいて
「フランス語は苦手
」と言っていました。
黄色く囲った当たりがダウンタウン。
治安は良い方でしたが西側の方は
危ない場所があると聞いていたので
あまり近寄りませんでした。
ケべコア達は2つの言語を
使いこなすのでカフェなんかに
入って盗み聞きしていると
面白いんですよ。
例えば
![]()
「彼ったらいつも浮気ばかりしているのよ!」
![]()
「なんてひどい人!」
と英語で話していたのに
急にフランス語で
![]()
「le pire!!(最低な男)
」
と始まると
相手もフランス語で
![]()
「だから彼とは別れたわ
」
![]()
「その方がいいわよ
」
みたいな感じに続くんです。
普通に両方の言葉を使って
おしゃべりしているんですよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある日の事
とある日本食レストランで
ウェイトレスの仕事の募集が
ありました。
ここでは英語オンリーでも
採用してくれるそうです。
中国人のウェイトレスの責任者と
まずはジョブインタビュー
。
![]()
「ウェイトレスの経験はあるの?」
「ありません
」
![]()
「今の場所から毎日通うとなると
大変だけど引っ越しを考えているのかしら?」
「いずれダウンタウンに越す予定です。」
私がいた場所はダウンタウンからは
かなり遠いDORVAL
という場所。
ダウンタウンはこの辺りなので![]()
毎日通うには距離がありました。
15分ほど面接をしたのち
![]()
「じゃ いつから来てもらえるかしら?」
と言われた時はホッとしました。
それと同時期に日本へ帰るという
男の子から部屋を譲り受ける事が
出来ました。
モントリオールでは部屋は1年契約なので
1年で契約しても途中で出る場合は
残りの家賃を支払うか誰か次に住む人を
探さなければなりません。
半年でモントリオールを去る予定の私には
好都合でした。
すぐに残り半年の契約をしました
。
仕事が決まってからは
毎日DDの家からバスにのり
乗り換えをして
ダウンタウンに通いました
。
だいたい片道40分程
かかりました
。
寒い冬は苦痛でしたよ。
ウェイトレスの仕事は
まず「おぼん」の持ち方から
覚えました。
お客様が見えると
![]()
「ハロー」
![]()
「ボンジュ~ル
」
![]()
「グッドイブニング」
![]()
「ボンソワ~
」
とご挨拶。
ボンジュ~ルの「ル」は
発音せずに「ボンジュー」
ボンソワ~も「ワ」
のあたりは音も鳴らない
くらいで発するんです。
フランス語は話せなくても
この挨拶だけは結構
上手に発音出来るように
なりました
。
仕事は慣れるまで大変でした
。
「お飲み物のご注文は?」
![]()
「ラバットブルー
と
モルソンドラィ
」
「え!?ラ・ラバッ!?
モルソン?」
ビールという事はわかっても
カナディアンビールの銘柄も
お酒の種類も全く知りませんでした。
バーテンダーに言うと伝わらず
もう一度スペルを聞いてきて・・と
言われ
「すみません、スペルを教えてください」
![]()
「え!? 知らないの?
じゃ言うよ
L・ a ・b ・a ・t ・t・
b ・u・ l ・e」
って幼稚園児に教える感じで・・
。
屈辱的でした
。
また良い人ばかりではありません。
偏屈な人もいました。
ご注文は?と聞くと
そのオジサンはフランス語で
何かを言いその後
![]()
「僕はね英語も話すけれど
別にここでは話す必要もないんだから
誰かフランス語を話せる人を
連れてきてくれ」
と言われてこともありました
。
またある時は
抹茶アイスクリームを
デザートに頼んだおばさんに
持って行くと
![]()
![]()
「What’s this!?」
といきなりキレられました。
私は一瞬何が起こったのか
わかりませんでした。
いつも通リの抹茶アイスクリームを
置いただけなのに・・・。
![]()
「何コレ?抹茶アイスでしょう!?
なんで日本の抹茶アイスなのに
ホィップクリームが
乗っているのよ!」
抹茶アイスクリームは
餡子とホィップクリームが
添えてあるものでした。
「ホィップクリームはいつも
ついていますよ。」
と説明すると激怒して
![]()
「なんでよ!ホィップクリームは
西洋のものでしょう?
なんで日本のデザートに西洋のものが
乗っているのかって
私は聞いてるの!」って
。
そのやり取りを聞いて
慌ててベテランウェイター
が女性に説明。
![]()
「ああ、そうなの・・」
ってとりあえず納得したようですが
その人は常連さんでしたので
ホィップクリーム付きを
知らなかった事はないはず。
絶対新米の私に嫌がらせを
したのではないかと
今でも思っています![]()
![]()
。
いきなりキレられ反撃も出来ない
自分の語彙力英語力のなさに
自分自身が情けなくなり
思わず涙が流れました。
裏の方で涙を流していると
フィリピン人のFちゃんが
「大丈夫?」
と声をかけてくれました。
こんな時に声をかけてくれるのは
決まって明るく優しい
フィリピン人達でした。
日本人のウェイトレスも
数人いましたが皆カナディアンの
ダンナ様と暮らしていて
ドライに仕事をしているので
「大丈夫?」「最近どぉ?」
と声を掛けてくれたりは
してくれませんでしたね。
もう少し
同じ日本人同士![]()
気にかけてくれても
いいのではないか・・と
個人的には思いましたが・・
。
「ホームシックで泣いているの?」
ファミリー愛の強いフィリピン人は
故郷の家族を想って泣いているのと
思ったようです。
違うっ 違うっ
そうじゃ
そうじゃな~い
♪
ホームシックで泣いているのでは
ないのです。
自分の力の無さに
情けなくて悔しくて
泣いているのです・・・
もう1つ涙を流した事が
ありました。
3月のある日高校生達が
卒業記念にレストランに来て
ランチパーティをしていました。
20人以上はいた
ハイスクールスチューデント達。
高校生ですから
ワイワイと
騒ぎまくっていました。
ちょっと悪ノリする子も
出てきて・・・。
お会計は別々の
「セパレートチェック」を
したいというので
会計が済むまでは
座っていて下さいと
言いました。
が
言う事なんて
聞かないんです。
![]()
「お支払いが済んでからで
お願いします!」
と言っても出て行って
しまいました。
食器を片付けている時に
トレイを見つけました。
レシートだけ置いて
お金はありませんでした。
その後支配人がきて
![]()
「apple! 15ドル足りない」
![]()
「君のお給料から15ドル引くからね」
そう言い放ち去って行きました。
それを見ていた幹事?と思われる男の子が
![]()
「ごめんなさい・・」
と謝りにきてくれ
それを聞いて
またも涙が流れました。
また失敗してしまった・・・と。
一緒にいた香港人のHちゃんは
![]()
「〇ったら(支配人)酷いわね!
appleから15ドルも給料から
引かなくていいじゃないよね!」
と言ってきました。
現実的でお金好きと聞く
香港人はお金を引かれて
泣いたと思ったのでしょう。
違うっ 違うっ
そうじゃ
そうじゃな~い
♪
15ドル引かれて泣いているのでは
ないのです。
自分の力の無さに
情けなくて悔しくて
泣いているのです・・・
レストランでの見習い期間は
3週間。
辞めらせられるかも・・
と
ビクビクしていたので
さすがの私も
胃が痛くなりました。
日本から持っていった
胃薬を毎日毎日飲み続け
ついには
空になってしまいました。
そんなストレスフルな
私のプチ楽しみは
仕事が少し早めに終わった時に
買うケバブでした。
そこのチキンケバブが
めちゃくちゃ美味しくて〜![]()
![]()
今思い出しても食べたいです。
それを買ってお家で
食べるのが
唯一の楽しみでした。
人ってストレスで
本当に胃が痛くなるんですよ。
私も仕事場に入る度に
キューと胃が痛くなりました。
それでもいつもは
なんとか気を引き締めて
働いていたのですが
その日は違いました。
急に気分が悪くなり
トイレへ駆け込みました。
そしてゲェ〜
っと
吐いてしまったのです。
(
お見苦しくてすみません・・・)
吐いた色を見て驚きました。
真っ黒だったんです!
ト・・ 吐血だ!
ずっと胃が痛かったから
胃に穴が開いちゃったんだ![]()
![]()
to be continued・・・(続く)
![]()
![]()
![]()






















































