先日
息子の一周忌を迎えた。
本堂に鳴り響くお経
笑顔の息子の遺影
なぜそこに息子の遺影があるのか
なぜ遺影の息子は
そんなに楽しそうに笑っているのか
息子の笑顔を見る度に涙が溢れ出た。
人生 「たられば」で生きていきたくはないが
私はこの先もきっと息子の事に関しては
「たられば」の想いが消えないだろう。
新しく建てた息子のお墓は少し珍しい感じのものなので
そこを通る方々が立ち止まりお墓を褒めてくださると
いう話しをご住職から教えて頂いた。
私達にはもうこんな事しか息子にしてあげられないが
息子に気に入ってもらえるお墓であると思っている。
2学期が始まる数日前に欲しがり購入してあげた眼鏡を
納骨の時に一緒に入れてあげようかと思ったが
眼鏡は息子の形見として残しておきたくなった。
その代わりに去年の夏に欲しがっていた
青いサングラスを購入しそっと入れてあげた。
スポーツも自転車もしないのにこんなタイプのサングラスを
「欲しい、欲しい」と欲しがっていた。
洋服にも無頓着な息子だったが中学に入り
少々お洒落に
興味が出てきていたのかもしれない。
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一周忌の日、納骨の前に「開眼供養」をして頂いた。
「開眼供養」とは新しいお墓に魂を入れる入魂式である。
私はこの日何かの形で
息子が現れるのではないかと
そんな気がしていた。
お坊さんが開眼供養のお経を唱えていた時
突然私と長女の間を1匹の黒い蝶々が飛んできて
クルクルと2回転ほどして消えていった。
私はその蝶々を見て
「あ、
だな。 やっぱり
が来たな」
と感じた。
いままで墓参りに蝶々など現れた事がないのに
開眼供養をし始めた時に飛んでくるというタイミング。
そして黒い色が好きだった息子を象徴するような「黒い蝶々」。
あまりにもタイミングが良すぎるなと思った。
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一周忌が終わったこの夜 不思議な事がやはり起こった。
夜中寝室で寝ていると1時を過ぎた頃に長女がベットに
潜り込んできた。
「寝ていたらパキーンと音がしてそのあと
和室の(仏壇がある部屋)ふすまがカタカタ鳴るから
怖いからここで寝る」
と言ってきた。
その夜長女を寝室のベットに寝かせ私が長女が寝ていた
布団で寝た。 寝ている中、確かに頭の上の方で何か音が
何度かしたような感じがした。
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朝起きて「パキーン」という音の正体がわかった。
それは食器洗浄機の中に入っていたガラスのコップだった。
なぜか綺麗に真っ二つに割れていた。
その音が鳴った夜中は洗浄機は動いていないので
割れるような急激な温度の変化もなかったはずなのだ。
こんな現象を見て昨晩息子はお墓から
やっぱり住み慣れた家が恋しいと
戻ってきたのではないかと感じた。
お義母さんもこの夜
息子が夢に
出てきたと言っていた。
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納骨から数日後、パパさんと
次男が
息子の夢を見たという。
パパさんの夢は
ただただ息子が嬉しそうに笑っていたそうだ![]()
。
次男の夢はもっと具体的で朝、歯を磨いていると
息子が「おはよう!」といつも通り部屋から出てきたそうだ。
起きてきた息子を見て
ありえない現実に私達が驚いていたそうだ。
その後
次男がマリオメーカーというゲームをしていると
息子がやってきて「貸して」と言ったきたそうだ。
息子にゲームを渡すとマリオメーカーのゲームの中から
次男が知らない色々なアイテムを出してきたという。
「へぇ、そんなのがあるんだ〜」
と感心して息子と一緒に会話をしていた夢だったそうだ。
その鮮明な夢はなんとも日常にみられるような
会話であった。
長女もガタガタとふすまが鳴った夜
「気のせいかもしれないけれどパソコンの
電源が切れるキューンという音がした」
と言っていた。
やはりお墓に入っても家の音が恋しいのか
ゲームで遊びたいのか
そう感じた日々であった。
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息子の一周忌を終えて
癒えない悲しみでいっぱいだったが
ご住職や、お坊さんの優しさや沢山の方々の
計らいを感じ絶望の中 心に何か温かいものが流れた。
心強く感じらえたお言葉を頂き
前を向いて行かなければならないと
改めて思った。
一周忌を迎えた後久しぶりに練乳味のラスクを食べてみた。
去年息子が人生最後に食べていたお菓子だ。
そう思うとやはりなんだか切なく悲しくなってしまう。。。
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