私が小さい頃
風邪をひいて咳で眠れなくなると両親がきまって
ヴィップスヴェポラップというこの薬を胸に塗ってくれた
。
メントールが入っていてしばらくすると咳も収まってくる。
私も自分がしてもらったように子供が小さい頃夜に咳込むと
これを胸に塗ってあげた
。
スーっとしてメントールが冷たくさせるので火照った喉元などに
塗るととても気持ちが良かった
。
![]()
息子がやはり2歳くらいだった時の事だと思う。
ある夏の暑い日の午後![]()
「ママ、寒いよ 寒いよ
!」
と言って息子が寝室に入ってきた。
息子の全身は顔から足まで恐ろしくテカテカ
と
光っていた![]()
![]()
。
![]()
「どうしたの!」
とびっくりして駆け寄るとプーン
と
メントールの匂いが息子からした。
「まさか
! もしかして
ヴィップスヴェポラップ塗ってる!?」
そう思い聞いてみると案の定だった![]()
。
薬を全身に塗りたくり容器の中は
ほぼカラになっていた![]()
。
息子は暑かったからメントール効果で
涼しくしようと思ったらしい。
![]()
息子の発想は一風変わっている事が多かった。
昭和生まれなら誰もが知っているあのおもちゃ
。
「黒ひげ危機一髪」
樽の穴にナイフを順番に差し込んでいく遊びで
ナイフが海賊に当たると海賊が
飛ぶ=負け
というロシアンルーレットのようなゲームだ。
ドキドキしながら私も幼い頃遊んだ記憶がある。
ある日 息子は何を思ったのか洗面所にその樽を
こっそり持ち込んだ。
そして洗面所にあった水分をたっぷり含んで粘土化した
石鹸をなぜかご丁寧にもそのナイフを差し込む
樽の穴すべてに練り込ませ蓋をしていた![]()
。
「ちょっと! 何やってんのよ!![]()
」
と私は怒った。
そのおもちゃが使えなくなった事は言うまでもない
。
息子は凡人にはなかなか浮かばない発想をする子であった。
![]()
![]()
![]()




