我が家にはグフタフ クリムトの絵を飾っている。

 

クリムトの絵はその豊かな色彩と

 

神秘的な雰囲気があるのが特徴で私が好きな作家だ。

 

彼の絵画が今だに多くの人に愛されているのは

 

官能的でありながらどこか物悲しさが漂う

 

そんな不思議な魅力があるからなのだと思う。

 

 

幸せそうな女性の恍惚とした表情と背中合わせに

 

死や滅びを連想させる不吉なモチーフを

 

描いているものが多い。

 

観ているとなにか恐怖さえ感じさせられるものだ。

 

 

「愛や幸せは失った時にはじめて気づくもの」

 

 

彼の絵はそんな愛別離苦の感情を一枚の絵に

 

表現しているのかもしれない。

 

それが今でもなお多くの人を魅了する

 

理由なのだと思う。

 

クローバー

 

クリムトといえば「The Kiss(接吻)」が有名だが

 

私は母性溢れるこの絵に一目惚れをし

 

独身時代にレプリカを海外で購入、

 

わざわざ飛行機で持ち帰ってきた。

 

 

 

 

母というものはこんな気持ちで我が子を

 

愛おしんでいるんだなと感じさせる絵だ。

 

 

 

親は元気で産まれてきた子供がまさか

 

自分より先にいなくなるとは

 

想像していない。

 

 

私もずっどこのように子供を愛で

 

成長を見ていけるものだと信じていた。

 

 

クローバー

 

 

息子は生まれた時から髪の毛がふさふさで

 

赤ちゃんの時は髪を洗うとなぜかこんな風に

 

くるんっと天然パーマのように

 

カールされた髪の毛になった。

 

 

二重瞼の目がぱっちりとしていて

 

よくお義母さんが

 

「ちょっと西洋の血が入ったような顔だちね。」

 

と嬉しそうに言っていた。

 

親の私が言うのは親バカというものだが

 

本当に天使という言葉が似合う

 

この絵のような綺麗な顔の赤ちゃんだった。

 

この眠る赤子はまるであの頃の息子のようだ。

 

 

クローバー

 

 

今日夕方空を見上げたら雲の間から

 

光のカーテンが差し込んでいた。

 

 

この雲の切れ間から沢山の天使達が

 

舞い降りてきそうな気がした天使天使天使キラキラ

 

 

 

息子は今私達の手の届かないあの空の上で

 

 

 

まばゆいほどの光に包まれ

 

 

 

 

こんな風に安らいだ顔で

 

眠っているのだろうか。。。

 

 

                                   りんごりんごりんご