職場内のパワハラ対策は大丈夫ですか? | 中小企業でよく起こる労務トラブル 解説します!

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月近くなりましたが、まだまだ残暑の厳しい日が続いております。

 

ところで厚生労働省から昨年度の個別労働紛争解決制度施行状況の結果が

発表されております。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000088625.html

 

労務問題の個別紛争というと

解雇や、賃金、処遇などの労働条件の低下に関しての

事業主と労働者との紛争というイメージが強いように思われます。

 

ところが平成26年度の結果では

「いじめ・嫌がらせ」が相談内容の一位となりました。

昨今よく耳にする「パワハラ」です。

パワハラとは上司から部下だけではなく、同僚同士ということもありえますし

部下から上司へ、ということもありえます。
 ある意味、従業員同士の問題ですが
会社として対処がもちろん必要です。

 

この「パワハラ」、暴力をふるわれたりと本当に深刻なものもあれば

単に誤解で生じていることも多少なりともあるのではないかとも思います。

 

上司が軽い気持ちで発した言葉も客観的にみると

パワハラに当たることも出てきます。

例えば、何かミスがあった際、部下に『給料泥棒』と言っていたり

『半人前のくせに』など人格や能力を否定する言葉もパワハラに当たってしまいます。

 

パワハラにならないためには

日ごろ部下であってもお互いの尊厳を大切にし
 また職場内で円滑なコミュニケーションを心がけ誤解のないように
 することです。