お金持ちである

スパイダーマンママの自宅は

利便性の良い立地だが

特に高級住宅街でもない

普通のアパートメントだった。



ここを読んでくれている方々は

ヨーロッパに詳しいと思うが

アパートと言っても

日本でいうところのマンションで

向こうでは

マンションは大豪邸となるので

縁のない単語。



そして

ほぼどのアパートも

地下駐車場で


借りていない人や

一時的にの人は


路駐


となるのだが



同じような

アパートが並ぶ中でも

でーんと

目の前に路駐されている

バカでかい超高級車を見つけ



あっ

スパイダーマンママの車だわ…

このアパートね…



と、すぐにわかった泣き笑い



お迎えとかで面倒だから

地下駐車場を使わずに

路駐にしてるんだろうけど


このバカでかい超高級車を

気軽に路駐できちゃうところが

お金持ちですごい。









アパートの中に入ると

まぁ普通のアパートだったのだが


普通のアパートには

似合わない

高級そうなインテリアで


センスが悪い訳じゃないのに

チグハグしている感じ。



スパイダーマンママも駐妻で

駐在って

仮住まいみたいな感じだから

仕方がないんだけど

チグハグ感が凄かった。



住み込みでお手伝いさんもいて

部屋数はあるにしても

夫婦と子供3人のご家庭なので


この規模の普通アパートに

住み込みでお手伝いさん??滝汗


と、なかなかカオスである。



しかしスパイダーマンママは



「本当は子供一人につき

ナニーを一人ずつ付けたい」



と、庶民にはわからない事を

言っており


さらに



「この辺にも

日本人が住んでいるけど

日本人ママはパワフルだわ!

1人で子どもを3人も

連れているんだもの!

あり得ないわよ!

どうやって

1人で3人も見るの?

1人しか無理でしょ?」



なんて

また庶民にはわからない事を

言っていた…真顔



国の治安も

あるのかもしれないけど


価値観が違いすぎる…滝汗








スパイダーマンママの子どもは

まだ下2人が小さく

それをお手伝いさんが

面倒見てくれていたのだが



「みんなに紅茶も出して」



とか



「料理を出すから手伝って」



とか


色々な指示もとび

お手伝いさんも

大変だなぁ〜…

なんて思ってしまった。



しかも

スパイダーマンママは

時々ご両親がやってきて

国に戻る時に

自分と子どもも一緒に

一時帰国をしたりするので


この日初めて見た

お手伝いさんが

まだ若かったため



えっ!

ご主人と2人きりにして

大丈夫なの…?!滝汗



と、下世話な妄想を

してしまったら


後日恋するママさんが

まったく同じ事を言って来て

2人で笑ってしまった爆笑