日本食パーティーの夜

グループワッツアップ(LINE)に

スパイダーマンママが

こんな事を言って来た。



「今日はありがとう!

とても楽しかった!

今度は私の国の料理を

みんなに振る舞いたい!

是非うちに食べに来て!」



遅刻魔なので

短時間しかいなかったけど

割と律儀な性格らしく

みんなに自国の料理を

振る舞ってくれるらしい。



そんな訳で

1週間後

またみんなで集まるのである。









スパイダーマンママの国籍を

ここでは書いていないと思うが


とある国の

とてもリッチな奥様だ。



夫婦は国際結婚で

自分は中流だけど

夫はリッチだと

自ら言うくらい

リッチなご家庭で


でも中流とは言いつつも

その国では

アッパークラスの地域出身で


代々つかえるナニーや

お手伝いさんがいたり


自身も起業家で

でもリッチな夫との

結婚を機に

会社を売ったりしたらしい。



全身が一流ブランドで

そんなブランドたちを爆買いし

ブランドイベント常連で


よくドレスも着て

色々なパーティーに

参加している。



そしてつい最近も

日本に遊びに来ていて


日本人の私でも

泊まった事がないような

高級ホテルに宿泊し

常連らしく

ホテルからサプライズで

ケーキとかが用意されていた…









とにかく

我が家は庶民なので


高い授業料を払っているんだから

スクールは休まないでよ!


という派だけど


毎日遅刻し

スクールを休ませて

海外旅行にも行ってしまう

ゆとりのあるご家庭のお家に

招待されて行ってきたのだが



意外にも

普通のアパートの一室だったびっくり



ご主人は

とある国の有名企業の重役で

一軒家を借りようとしたらしいが


スパイダーマンママが

郊外で一軒家を借りるより

利便性の高い都会でアパート!

と押し切ったらしく


確かに場所的には

徒歩ですべてが完結するので

とても便利そうな場所だった。