ギャンブルで
２５０万の大損を
叩き出した駐妻仲間家。
〈違う〉
しかし支出は
それだけではなかった。
中古車問題。
私はリースで
車を借りているんだけど
人によっては
車を購入する人もいて
中古車を買う人もいれば
好きな車を買い
日本に持ち帰る人もいる。
ずっと車に乗りたかった
駐妻仲間は
本帰国するお友達が
乗っていた車を
安く売ってくれるという話に
飛び付いた。
ご主人は
理由なく車に乗る事を
反対していたけど
インターへ通う事になり
バス代が高額すぎるので
乗る理由ができ
その中古車を買おう！
と、流されたらしい。
しかし
モロモロの手続きや
保険代込みで
ボロボロで
リースでも１番安いタイプの
小型中古車が
当時のレートで
約３８０万円だったとか
安く売ってくれるどころか
モノによっては
新車が買えそうなお値段
しかもボロ過ぎて
誰も買い手がつかなそうな
日本へ持ち帰るにも
中古すぎて
輸送料や税金をかけて
持って帰るほどのモノでもなく
ただのゴミでは…？！
と、周りの駐妻たちは
ザワついていた。
実際に私もそれを見たけど
すごい変な音がする車が来たな〜
と思ったら
その駐妻仲間だった
しかも
まだ運転にも慣れないので
超低スピードのノロノロ運転で
周りの車も怒るどころか
大まわりで避けていた
変な音を出しながら
ボロい車が
超ノロノロ走っていたら
そりゃ避けたくなるよね…
↑私はこんな感じだったけど
駐在歴の長い
お偉いさんの奥様も
習い事でその話を聞いたらしく
「駐妻によくいるのよね〜ボロい車を
実際の価値以上の値段で
友達から売り付けられる人…
車を買った日本人が
本帰国前に
売るのはよくある事で
でも日本人というのは
絶対に損をしたくなくて
元を取りたがるから
実際の中古車価値じゃなく
自分が購入した時の値段で
売ろうとするのよね〜
売る方も買う方も
異国のよくわからない
中古車業者を挟むより
友人知人のツテで
言語も通じる同じ日本人
という安心感で
取引きしちゃうから
新車より安いけど
中古車相場よりも高い
前オーナーの購入時の金額と
大差ない金額で
延々と
駐妻にループされるのよね…
車はどんどん
古くボロくなっていくのに」
と言っていた
「次の人に同じように売れたらいいけど
あれだけボロいのを
あの値段で友達に売るのって
普通は気がひけるものよね…
売ったお友達も
処分に困ったろうから
押し付けたかったんだろうけど
あんなのをあの値段で売り付けて
本当にお友達だったのかしらね？
まぁ都合の良いお友達か
駐妻友達なんて
ほとんどみんな
都合の良いお友達よね〜」
」色々と経験してきている
奥様の意見は
いつも深いなぁ〜…
つづく。
