2021.7.2

 

山梨県甲州市を拠点に子育て支援活動を

行っているNPO法人すてっぷ・あっぷるです。

 

毎月第1.3金曜日は

経絡ストレッチヨガを行っています。

 講師は杉山セツ先生です。


今日は大雨の中、参加してくださったみなさん

ありがとうございました。

 

こんなお天気だと、

身体のあちこちに不調が出やすいですね。

 

参加者の皆さんも

頭痛、耳鳴り、めまい、肩こりなど

それぞれ調子がイマイチとのこと。

 

梅雨時の不調を整え暑い夏に備える、

そんな経絡ストレッチを行っていきます。

 

手のひらや脇の下は、

「心(しん)」に関係する場所です。

「心」は精神活動と関係があるので、

動悸、不安、全身倦怠感、精神疲労、不眠、

鬱などの身体症状が出ることがあります。

 

よく整えていきましょう。

 

 

東洋医学では「不通即痛」(ふつうそくつう)

という言葉があるそうです。

 

どこか滞りがある時、その場所が痛む、

つまりどこか痛い時はそこに

気血水いずれかの滞りがあるということです。

 

この時期は、全身の代謝が悪くなりがち・・・

そんな時に整えたい場所が足の内側。

膝からうちくるぶしにかけて流していきましょう。

ここは「脾(ひ)」とつながっている経絡です。

むくみや胃腸の働きと関係があります。

お肌の調子もよくなるそうですよ。

 

 

骨盤や股関節を緩めていくことが大切です。

足首、膝裏、股関節、骨盤全体ヘと

動きを大きくしていきます。

 

 

ねじりのポーズで身体の側面を伸ばします。

 

身体をねじることは、お腹をねじること。

お腹をねじることによって内臓も動きます。

内臓を動かし正しい位置へと戻すと同時に、

内臓を刺激し消化機能もアップさせていきます。

 

さらに、

ねじりのポーズは内臓と同時に背骨もねじります。

背骨には神経系がたくさん通っているため

自律神経にも大きな影響があります。

 

背骨周りを刺激して緊張をほぐすことで

リラックス効果、リフレッシュ効果も!

 

それに、背骨が猫背になっていると

風邪をひきやすいそうですよ。

 

 

こうやって身体をねじることで、

ポーズを取っている間、

一時的に内臓への血流を止め

ポーズから解放した時に不足している内臓へ

一気に血流やリンパが流れます。

心と身体ののデトックス効果があるんです。

 

 

 

ダウンドッグのポーズで

背中も脚の後ろもしっかり伸ばします。

 

 

東洋医学は、

「未病」つまり病気になってから治すのではなく、

発病には至らないものの軽い症状がある状態に

気づいて早いうちに異常を見つけて

病気を予防するという考え方です。

 

五臓六腑がつながっているという考えが

根本にあり、

体全体のバランスを整えることで、

人が本来持つ「自然治癒力」や「免疫力」を高め

病気の予防や体質改善をしていきます。

 

コロナ禍を含めて様々なストレスや心配事は

知らず知らずのうちに心を疲れさせますが、

思い煩いからひと時解放されて

自分の心とからだに向き合う時間は

とてもリラックスできます。

 

次回は、7月16日です。

皆様のご参加、お待ちしています。

 

すてっぷ・あっぷるりんご