息子へのハッキリとした病気の告知はまだしていませんでした。

病気について聞いてきたらそれが言うべき時だと思っていたのですが、なかなか聞いてこないもんだなって思っていました。

そしたら学年が上がり学校への提出物の中の書類の既往歴を見てしまったと言ってきたのでこれを機に病気について話をする事にしました。



話をする前の日、夫婦でどこまで話すべきか、散々話し合い、とりあえず軽く、、あとは本人が聞いてくる事に対してその時はちゃんと答えるという形にしました。

今までTVで白血病の事をやっていたらすぐチャンネルを変えたりしていたので、自分が白血病と分かってもその言葉自体知らなかったみたいで、多分軽く考えてる様でした。



白血病は血液の癌で、骨髄の中で血液を作る時に悪い血液をいっぱい作ってしまう病気だという事、2度治療していて治療に使う薬も強かったから体の中の臓器が普通に人よりも疲れてしまってる可能性があるから自分の体に敏感になって欲しい事、病気の事が気になりネットで調べてもいいが、嘘の情報も多いから調べるくらいならちゃんと答えるからまずは親、または主治医に聞いて欲しい事の3点を重点に話しました。



未来に希望が持てなくなってしまうのが一番怖かったので、まだまだ残る再発の可能性については今回は触れずに、病気に関しては一旦終わった事として話をしました。

癌と聞いてどうゆう風に受け取るか不安でしたが、今が元気で過ごせていてあまりピンときていないのか?はたまた命に関わる事だと分かってないのか?



“そうだったのか”



くらいの感覚らしいです。

話した後はまたいつも変わらない息子だったのでメンタルはとりあえず大丈夫かなって感じだけど、注意深く見守っていきたいなと思っています。



主人はそこそこ理解力がある中学生くらいで今回の様にザックリと話したいと思っていて、私はそこまで理解力のない小学生のうちにそこそこ全部話したいと思っていたので、その時点でかなりズレていたからどこまで話すかでもかなり揉めました。



私は親の言葉なんてあまり聞き入れられない様な多感な時期での告知はとにかく避けたかったので、不安はあったもののやっぱりな反応ではあったから、結果今の段階での告知ができて良かったのです。

こんなにザックリとした告知で良かったのか分からないけれど、いつかは背負っていかなければいけない自分の体の事をその時がきたらちゃんと伝えたい、ネットで色々知るくらいなら自分の口で全てを伝えたい、そう思っていたけれど、、本人が深く知ろうとはしてない事まで言わなくてもいいのかもしれません。




子供ができないという告知もいつかしなければなりません。

まだまだ山積みです。