こんにちは、岩根あずみです
今でこそ
ショートヘアのイメージが強い私ですが
以前は腰まである超ロングヘアでした。
美容師さんにも
「こんなに髪長い人、他にそうそういないよ〜」
って笑われるくらい、とにかく長かった、笑
地毛のみでこのスタイルも可能でした
どうしてそんなにのばしていたかというと
思春期に母から
「あなたは顔が地味だから、
髪は絶対長い方がいい。
とりあえず長くのばしておけば、
多少は華やかに見えるものだから」
と言われたからです。
母親に言われたからって
そんな頑なに守るもの？
って思うかもしれないけど
私は子供の頃から
自己肯定感が高い方ではなく、
むしろ自己肯定感はマイナス
母は、服飾デザイナーとして
日本と海外を行き来するような
華やかな世界にいた人なので
センスのある人が言うことだから
地味な顔の自分は
ロングヘアは死守しなければダメなんだ！
と思っていたのでしょうね、笑
長ければ長いほど華やかさ増し増しになると
もはや華やかさへの執念！
その後、30代の時に
頑張って頑張って
長年の努力がやっと報われる！と思えた矢先に
全てがゼロになるような出来事をきっかけに
燃え尽き引きこもりニート時代に突入。
ちょうどその頃に
自己肯定感という言葉に出会い
色々本を読み漁っていたら
どうやら母との関係性が
とても影響している気がして
色々な呪縛を断ち切ってみたくて
髪の毛を思い切って
ショートにしてみました、
でも、ほんと怖かったです。
だって、ショートにしたら
母の言う通り地味でイモ臭く
なっちゃうかもしれないから。
だから、ショートにする前に、
肩下ライン→肩ライン→肩上ライン
ていう感じで自分で段階的にカットして
慣らしてから美容室に行って
ショートにしてもらいました。
直前に迷いが生じて
迷惑かけるといけないからね…
結果、地味でイモ臭くはならんかったし
誰かに地味顔を指摘されるようなこともなかった。
ショートヘアにした後
母に会ったら
「短いのも悪くないわね」
みたいなコメントで拍子抜けでした。
あれほど、頑なに守り通してきたロングヘア
私のこの数十年てなんだったんだろうって。
その時に思ったんだよね。
母親に限らず
自分以外の誰かが言うことは絶対じゃないし
それほど深い意味なんてないのだと。
その時はそう思ったからそう言っただけ。
人の意見に耳を貸すことも時には大事だけど
これからは自分がどうしたいのか、
自分が好きで心地良いと感じられる方を
選べばいい！
と口で言うのは簡単で
自己肯定感が低いと
まずそれができないんだよね…
自分がどうしたいのか、
心地良いとは何かの感覚が
自分でわからなくなってるんだと思う。
なので私は
誰かのフィルターを通さずに
「この食べ物がなんか好き」
「この色がなんか好き」
「これをするとなんか心地よい」
という日常の小さなことから
自分の感覚を取り戻すことからはじめました。
たとえそれが間違っていてもいいし
勘違いでもいい。
違うなと思ったら、引き返せばいい。
「ショートヘアはやっぱり違うみたいだ」
と思ったら、また髪をのばせばいい。
３、４年前くらいに自分の意志で
１度だけのばしてみたけど結局ショートへ逆戻り
それは失敗じゃなくて、
自分で体感して納得して
自分の意思で決められたということ。
自分の感覚を大切にして
自分の気持ちを優先したらいい。
そうやってすこしずつ
自分の感覚を取り戻したら
精神的にとても自由になって
こうしてラッピング講師として起業して
念願の一人暮らしも始められて
今が最高に幸せ！
と思えるようになりました。
まずは
「なんか好き」
「なんか心地よい」探しから
是非はじめてみよう！
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