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ニクラウス選手とプレーヤー選手が採用した
【ややストロンググリップ】と【カラダ全体で作るハンドファースト】
の『プロファイル』を選択した大きな理由は、
ドライバーからパターまでの[統一性]では?
をみてみたいと思います。
とは言え、
【ドライバーからパターまでスイングは同じ】
の言葉は、あまりにも動きや形が違うために
実践はもちろんのこと、構築も現実的に感じにくいはずです。
しかし、体型もプレースタイルもフォームも
『見た目が異なる』二人には
名だたるメジャーチャンピオンやグランドスラマーが陥った【事件】に遭遇しない、予防策を講じていたと思います。
⑴パターのインパクト傾向をショットに拡大
パターの名手は、歴史上たくさんいます。
しかし、渾身のフルショットヒッターやロングヒッターという『条件つきパター名手』になると、急に少なくなってしまいます。
そもそも、
ロングヒッターやショットメーカーと呼ばれるプレーヤーは『パターイップス』『アプローチイップス』が憑いてしまうケースが沢山あります。
サム・スニード、ベン・ホーガン、はじめとした【グリーンまでの超一流】ほど重度のゴルフ病に悩まされました。
一方、プレーヤー選手とニクラウス選手は周囲のプロから恐れられる【勝負所は必ず入れてくる】パッティングでも勝てる選手でした。
現在のスタッツデータで言えば、決して『平均パットの名手』では無かったのでは?と考えています。
単なるパット数が少ないプレーというより、【ショットが良いとパットが良い】【ショットが悪くてもパターで何とかしちゃう】メンタリティーの強いパットの名手だったのではないでしょうか。
それはスイング技術なのか?の疑問が残ると思います。
しかし、ニクラウス選手もプレーヤー選手も
【パターの延長上にショットを構築する】共通点があります。
(後編に続く)