ここ数年、
我が師・後藤修先生の元に伺うのは大抵深夜。
しかし、昔も今も重要な練習や戦術は深夜に生まれます。
(後藤修氏ウィキペディア出典)
そのあまりのスイング理論の深さに
『50年生まれるのが早かった』と評されましたが
50年前と現代で、果たして…。
『タイガー・ウッズが逮捕されたニュースで流れ
随分と騒がしいが、彼の【復活への課題】は変わらない。
それは、
タイガーは【ヒールアップ打法】を含む新スクエア打法に大改革を行えは必ず復活出来る、ということ』
沢山の【誤解】がされていますが
『筒の言う通り、先ずヒールアップをする【理由】が分かっていない。
特に(90〜92年初めまで)最後に中島の参謀の時には、’91マスターズ(3日目67、最終日69で10位タイ)でメディアは、手のひら返しの評価に変わったが、
25年経った今もスイング理論は何も進んでいない。
タイガーが30代までに築いた【第一黄金期】は、彼の天才的な才能と強く柔らかい身体と運動神経が作った
ヒールアップの必要ない(ジュニア打法)によって作られたものだ。
ブッチ・ハーモンをはじめ、次々にコーチを取り替え自らコンディションをコントロールが出来た。
しかし、人間の身体は正直だ。
歳を重ね、自らの身体をねじ伏せるスイングが硬くなった筋肉と鍛える事がほとんど出来ない細い神経や腱が悲鳴を上げた。
私は昔から【声変わり】と名付けている転換期を越えるか?が、プロゴルファーが大選手として歴史に名を残すかにかかると公言している。
1トンとも言われる、インパクトの衝撃をボールに近づきながら行えばどうなるか?
彼の好調時、日本では沈み込むように行うダウンスイングを絶賛した。しかしそれは、ジュニアには許される変則打法だ。
交通事故のムチウチに似た衝撃が身体に蓄積されていくのが分からないなら、それで結構。
その後、弱くなった左足をスイングの終始【一軸】にするスイング改造では現在の凋落は避けらることはタイガーでも出来なかった』
『まだ40歳を過ぎたばかり。これからだろう。
手術を何度しても、【原因】は間違っているスイングとクラブだから医師ではタイガーを治せない。
ジュニアの身体ではない今のタイガーは、ヒールアップが必要。弱い左足一軸ではなく、四肢全てを使うスイングに大改革を行うことが第一歩だろう。
彼が登場した時、私は【黒いバレステロス】のニックネームをつけた。
タイガーが【死なない】ためには、身体と心を綺麗にしてスイングを丈夫にすることではないか?
少なくとも、怪我をしない為に身体を鍛え
【綺麗なだけ】のスイング作りでは回りが何と言おうとタイガーの復活はない。
過去の栄光を讃えることは、もっと後でも出来る。
ゴルフの素晴らしさは、歳を重ねても進化出来ることだ。
ゴルファーの鑑であるべきプロ達が、僅か40歳そこそこで成長を諦めてしまうようでは【ゴルフを分かっている】顔なんぞするべきではない』






