読み逃げって何? 評価欲求から来るもの | @ちゃんねるブログ アニメ速報

ランス9に夢中でブログを放り出していた。ナスです。



今日はコメントをしなければいけない、という世にも恐ろしい脅迫と、その実態について

前回の「アメブロで書いてる人は一度目を通して欲しい記事」の続編のようなもの

コメントされることを当然と思う人

 
ブログを回っていると、たまにこんなメッセージが最初に出てくるんだ。

「読み逃げはやめてね。ちゃんとコメント残して行ってくれないと......」
コメントが欲しいのはわかるし、残して行って欲しいという希望を書くのも間違いない。
けどこの「読み逃げ」っていうのはなんだろう??
なんというか……。
読んだブログにコメントを残さないという事が当たり前すぎて、読み逃げというネットスラングにとてつもない違和感が残ってしまう。
こんな変な単語を一番最初に言い出した輩はどこのどいつだ!!

ブログを読まれるということは
それだけで報酬だと思うんだ。
その上コメント(料金)まで要求するっていうのは、ちょっと贅沢すぎるよね。
ブログを書いてる側は路頭で演奏するさすらいのギタリストなんだから、勝手に弾いといて見物人にお金をせがむのは乞食のそれに等しい。
いいと思った人は、小銭(コメント)を投げてくれるし無関心な人は通り過ぎていく。それがブログというもので。

それなのに読み逃げのテロップを表示させる人が一日ブログを回って20人もいたことに俺は驚いたよ。
しかもその全てが「女性ブロガー」だった。そこに何らかの因果関係があるんだろうか。

コメントを強要するのは、評価欲求から来るもの

・自分のやっている事に意味を見出したい人
頑張って弾いた自分のギターにどれほどの価値があるか、それを自分では見極められない人が「評価してくれ!」と他人に求めを乞う。
今やっていることは、正しいのか正しくないのか。面白いのか、面白くないのか。つまるところ自信が持てなくて不安になるんだろうね。
モチベーション維持のためにコメントが欲しい。

・自信があるからこそ評価されたい人
自作のお菓子を作って食べてみたら凄く美味しかった。そこまでは自己満足。けれどそのお菓子を誰かに食べて評価して欲しいという感情が人間誰しも沸き上がってくる。

このパターンは、他人がいざ食べてみるとオエって吐き出すほど不味いというパターンが多い。アニメでもよく意気揚々とヒロインが作った弁当を主人公が食べて気絶するなんてシーンがあるけどまさにそれだ。
それなのに主人公は「美味しいよ」という。しかしヒロインはそれを真に受けてしまって、さらに悪い方向へと一直線。
内心では「もうあなたの料理は食べたくないです」というのが本音。
いつまで経っても成長できない人の典型的パターン。
調子に乗るとこれになる。自信過剰から来る欲求。

閑話休題


これは先日俺があるブログに「面白かったです」とコメントした時の話なんだけど。

その後こんなメッセージが届いたんだ。
「ブログのどこが良くて悪いのか」
「面白いと思ったところを具体的に教えて欲しい」また、どこが悪いかなどの事を聞かれたんだよ。
これには思わず関心してしまったね。
大抵の人は「面白い」とコメントされればその時点で満足してしまう所を、この人は何故面白いと思ったのかを俺に聞いてくれた。
もちろん、お世辞でコメントしたわけじゃないから事細かに説明させてもらったよ。そして最後に参考になりました。と言ってもらえて俺はこの人を心の底から応援したくなる気持ちになったね。
こういった努力を惜しむ人ってあんまりいないから、俺としてもその人を見習いたいと思ったんだ。

>>その方のブログはこちら

私のブログは無駄に上から目線で、筆者より読者の方が色々理解していて、そんな寛容な人たちのおかげで成り立っているところだからね。
先日アメブロのアニメランキングで3位になった記事を書いたと思うけど、それも皆さんのおかげだ。
本当にありがとう! 嬉しくて涙がちょちょぎれそうになったよ。
これからも@ちゃんねるブログをよろしくお願いします。