【エロゲ】はるまで、くるる。【2箱目】 | @ちゃんねるブログ アニメ速報
それは春の日のような、
甘くて果ての見えない、
悪夢と終末のハーレム。

■OHP
すみっこソフト
http://www.sumikko-soft.com/main.html

■関連スレ
すみっこソフト
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1212796418/

■前スレ
はるまで、くるる。 3日経過
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1337608847/

■スタッフ
企画・シナリオ: 渡辺僚一 
原画: 師走ほりお、笹井さじ
SDキャラ: 広瀬まどか
背景美術: 加藤たいら、きゃるみぃ
BGM: SHIM(TGZ Sounds)
OPテーマ: 電気式華憐音楽集団
EDテーマ: Barbarian On The Groove
OPムービー: sleepwalker
企画・ディレクション・プロデュース: 木緒なち

■キャスト
和葉 静夏 (かずは しずか) CV:竹岡美柳
仁燈 春海 (にとう はるみ) CV:芹園みや
未木 秋桜 (みき あきお) CV:かわしまりの
士蓮 冬音 (しれん ふゆね) CV:青葉りんご

【キャラ別作品紹介】 

一季(かずき)

無表情、心が壊れてるって設定なんだが、ところどころ急に暑くなって困る。いやそれも設定として自称されてはいるんだけどね。

確か、野球漫画でいい例えがあったはず。

「肉まんだと思って食ったものが、あんまんだったから美味しく感じなかった」

ってやつ。いや、懐かしいなww

そういう事で、

ヒロインがメインの話で突然主人公が閃いて説教し始めるんだけど、さらにはその説教でごり押ししてハッピーエンドになるから、なんだかなあって感じがした。

けど冬音ルートの主人公には同情したね……。

うぁぁぁああああああ!!!

って叫びたくなる気持ちはよくわかったよ。


だからこそのラストのハッピーエンドはよかった。と言えるべきなのだろうか。正直俺はワロタ。毎回主人公の無機質な顔には笑わされている気がする。


春海(はるみ)

最初はBADになったんだが、それも意味不明なBAD。CG描写欲しかったかもね。安っぽいBADほどクソなものはないと言うが、本当それ。



秋桜(あきお)

これはいいかましまりのだ。この人は、なんだかんだ言ってやっぱ 凄いと思った。

いやー若干ビックリした部分もあったけど、やはり主人公がここでは好きになれない。物語が一部解明されはしたけど、さらに謎を残して冬音ルートに突入。

冬音(ふゆね)

「全ての時間の私が、わは~~~ん、です」

こういうアホなキャラが好きなんだよなあ。まさに声優の力と言った感じのキャラで、デザイン加え、演技の絶妙なマッチ具合がかなり俺のツボをついてきたね。

若干この辺からループに飽きてきた頃、また再び俺のやる気を駆り立てる燃料を放り込んできたよ。


この画像はワロタwww

これのラストは鳥肌物だったね、うわぁ……ってなった感じ。

あのね、

――――二日目――――

とかの演出があるんだけど、これがここに来て凄い生きたなあって感じたわ。

いやー、この演出はよかったね。日付がリセットされたときの絶望感と来たら……。


静夏(しずか)

「カーネーションシステムが終わるまで、さようなら」

車輪の賢一姉に似ている。主にテンションの上がり下がりのところとか特にね。言ってしまえば、やはりおバカキャラが好きな俺にとってはいいキャラだなあと思ってたよ。








以下総合評価(※E~S基準)


10段階評価

B+

シナリオ 7    音楽 8
キャラ・声 6   エロ 0
絵・演出 6    ゲーム性 0

【コメント】

始まりが唐突というか、オープニングまでが若干苦痛。苦渋のエッチシーン15回目あたりでようやく皆が寝ているCGに入り、そこから煙突眺めてOP、本編(回想)へと突入。

あー、オープニングは何故イントロがカットされたのか、あのスーーーっと入ってバっと来てギュイーーンと来る感じが好きだったのに、なんでイントロカットしたのかなあ。

ラストらへんでやっと気づいたけど、オープニング結構ネタバレが入ってるんだなあって。最後のオチが読めてしまったじゃないか。二重の意味で、主人公に笑えたわ。そもそもこのゲームタイトルで既にどんなゲームかを予想できちゃうからね。

ここで、シナリオ構成をわかりやすく説明しよう。

【プロローグ】追従のHシーン、怒涛の連続。
   ↓
【春海ルート】なんだ、この胸は。まるで牛か、真か。
   ↓
【秋桜ルート】こんにゃん、という格言が生まれる。世界観の謎が解けていく。
   ↓
【冬音ルート】説明ルート。主人公の絶望スタート。
   ↓
【静夏ルート】元気は素敵。
   ↓
【プロローグ】言わば今までのは回想、ハッピーエンドまでの過程をシナリオとして考えるとわかりやすい。

見てもわかるとおり、ルートがうまく起承転結になってる。


最後に、要素を下にまとめておくと、イチャラブ要素は確かにあっただろうが、それがもちろんメインでもあるんだが、メインはシナリオなんだ

言葉にすると難しいが、シナリオを構成する上で必要なイチャラブと言うことだ。つまりただのイチャラブゲームではない!

日常はほぼギャグで展開、急にシリアスになったかと思えば、そこから一直線でENDへと向かう。ハーレムと言うジャンルが込みこまれてるけど、個別ルートはちゃんと個別になってて、プロローグだけが、ハーレム展開になってる。

ちなみに攻略順は選べないし、選択肢も最初しかない。

最後に哲学とかシリアスとか書いたけど、いい感じで混ぜてくるよ。冬音ルートとか俺には理解するのが難しすぎたwww知識的な意味で。


クロスチャンネルのパクリとか言われてるけど、どこが!? 俺クロスチャンネルやってないけど早々にかぶるような内容ではなかったと思うんだよね。そりゃ設定とかは多少よりけりあろうとも、

結論を言うと、面白かった部分もある。引き込み方が上手いね。ただ、あの大量のHシーンはいるのか甚だ疑問である、半分に減らしても問題ないはず……。

一応話も壮大だけど、良作には一歩届かずってところだろうか。この絵に対して、アマゾン評価が非常に高いのはシナリオがいいからだろう。確かに、普通のエロゲをしていては見れないような展開ばかりで面白くはあったが、俺としては、蛇足が目立ったように感じる。

それでも、萌えゲーをやるくらいならこっちの方が良いとオススメしていこう。

ちなみに、アマゾンレビューに、

気になった点
・グラが良くない、特に立ちグラ。見た瞬間に「これは駄目だ」と思い手を引く人もいるだろうくらいの出来。
・つまらないOPムービー 

と書かれていたのを見て、俺は憤慨した。


【要素】

・ギャグ、コメディ

・ハーレム

・シリアス

・狂気

・哲学(理論)



次は、恋ではなく 予定。