介護は何かと口うるさい私ではなくて、やっぱり次姉に頼みたかったそうだ。
まあ、やっぱり改めてそうかという思いもですが、図らずも約一名の本音が露わになった瞬間を見た。
さて、約一名の訪問運動リハビリのある日は、私は相前後してその時間は敢えて町のスーパーに出かけて食材などを買う時間にしています。
で、運動リハビリのスタッフさんが帰る頃合いを見計らって帰宅する。
今日もいつものようにそうした。
で、私が勝手口の鍵をガチャリと開け、買ってきた食材などを冷蔵庫その他に振り分けているような諸々の物音にも全く気づいていない様子の約一名は、電話の向こうの相手といつものようにバカげた大声で喋っていた。
居間のすぐ隣の台所に私が帰ってきてることにも気づかぬまま、私への日常的な不満やら文句をぶちまけていた。
電話の相手は昨日水戸に一緒に買い物に行った叔母さん(約一名の妹さん)で間違いないなと。
叔母さんの息子さんと私とを比較して、ああだこうだと私を貶める約一名。
まあ、そこまでは全然許しますよ。
しかし、ここで上記したような、とても看過できない発言が飛び出す始末。
いえね、約一名が自分自身の介護を次姉にして欲しかった…は本音である以上、そんな風に思うな!とも云えません。
心の中で思うなら、それは自由。
しかし、次姉は体調問題があるから介護の第一線からはやむなく離れたワケで、それ故に私が実家に戻って代わりに介護役を引き受けざるを得なかったワケで、そうした事情というか状況を踏まえての今があるワケだから、それを云っちゃあおしまいってやつですよ。
次姉に介護を頼みたかったと思うまでは約一名の自由、しかし、それを言葉にしたら問題でしょ。それ、ダメなやつだ。
しかし、「今の会話、全部聞こえてたから」みたいに云っても虚しいだけ。
私はせいぜい雑用係として、明日からもこれまでと同じように生活するだけだ。とはいいながら、介護のモチベーションはやっぱりグンと下がりましたよね。
まさに使用人以下の生活はつづく。
はあ~っ…。