午後から約一名は訪問介護の運動リハビリの時間。
私はその間は出かけて息抜きに充てる。すると約一名、私が出かけるならついでに用事を頼まれてくれと、私にメモ書きを手渡した。
約一名は普段からノートをつけていて、その中でも大事な方々の連絡先やら何やらを記したページが3ページあるらしく、その3ページを15枚ずつコピーしてきてくれという。
ん?意味が分からないから話をもう少し詳しく聞いてみると、その3ページ分はノートを新しくする(=書き終える)度にノートに貼りたいから、取り敢えず15枚ずつと言ったけれど、なんなら10枚ずつでもいいぞと…。
はあ~!?
だったら、その原本?ともいうべき1冊のノートさえ保存しておけば、10枚ずつはおろか、1枚のコピーさえ不要ではないのかと?
3ページ、15枚ずつコピーしたら450円もかかってしまうし、その15枚が尽きたらまた追加でコピーか?
アホですかと?
なんで無駄な金を使おうとする?
もうちょっと頭で考えなさいなと。
そして、フライパンをいくつも重ねると互いにキズが付くから、そのキズ防止の為のシートが(布製?)百均で売ってるから、それを何枚か買ってこいだと。
はあ~!?
この家には巨大な衣装ケースでいくつも満杯になるくらい手ぬぐいやタオル類がひしめき合って長年死蔵されている。
なんでそういうのを使わない?
というか、フライパンなんかデタラメな使い方を長年してきて大半がダメになっていることも理解しないで、そんなキズがどうのこうのとミクロなことを病的に気にするのが私は死ぬほど不愉快だ。
はい、もちろんキズ防止のシートなんてものは却下する。無駄な金を使うなよ。
しかし、こういう私の厳しい判断を次姉に電話して陳情するんだろうなきっと。
約一名の考えを私が頭ごなしに否定ばかりするなよと、やがて次姉が鼻息を荒くして電話かけてくるだろう絵面が頭の中にフーッと浮かんだ。