ワイシャツのひみつ | アパレルの裁断・縫製・プリント・二次加工・副資材・ニット・布帛・ベルト&バックル・ボタン等の工場を駆け巡る営業マンのブログ

アパレルの裁断・縫製・プリント・二次加工・副資材・ニット・布帛・ベルト&バックル・ボタン等の工場を駆け巡る営業マンのブログ

アパレルの裁断・縫製・プリント・二次加工・副資材・ニット・布帛・ベルト&バックル・ボタン等の工場についての生の情報を皆さんにお届けできればいいなと思っています。

今回はワイシャツについて書いてみます。

ワイシャツという言葉はそもそも英語にはなくて、

ホワイトシャツが日本語でなまった言葉だそうです。

もともと紳士服の歴史のなかでシャツは下着と同じあつかいでした。

今でも由緒あるテーラー屋さんはお客様の前ではシャツ一枚にはなりません。

かならずジャケットを着るか、

夏の暑い時はベストを着ることがしきたりです。



昔ヨーロッパで貴族文化が華開いていた頃、

真っ白なシャツを毎日着ることは貴族の証でした。

お金のない庶民もそれに憧れたのはいうまでもありません。

でもそんなにたくさんもっていないし、毎日なんて洗えない…

そこでどうしたかというと、

一番汚れが目立つ、襟と袖のカフスの部分を取り外せるようにしたのです。

たまに、シャツで後ろヨーク(背中の上の方にある横の切り替え)に

輪っかがいっしょに縫われて挟まっていることないですか?

あれは襟やカフスを取り外して洗濯したシャツを干すためにひっかける

ループの名残だそうです。



弊社ホームページはこちら