number 613 映画の話 「ビッグ」の巻き | 堀切光男のエッセイ畑

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主にエッセイ。

 

下 「ビッグ」のDVD もう何回観た事やら

 

 

 

「ジョッシュ」少年は背が低いことにコンプレックスを抱き

あるサーカスにあった ゲーム機に「ビッグ」になる事に願いをかける

 

 

願いは叶えられて「大きく」なるが 背丈だけでなく

13歳から18歳の「おとな」に

 

困った彼はサーカスを追いかけてニューヨークに行く

玩具をを手掛ける会社に就職するが いきなり社長に気に入られ

どんどん出世して行く

 

 

得意なパソコンを生かし仕事を楽々こなす

子供だから「おちゃんこすわり」をしているのだろうけど

大人でもこの座り方をする人を二人知っています

それは義兄と店に来るお得意さん

そういえば二人ともよく似た性格をしていました

 

母親は誘拐されたとおもっています 彼は時々電話して無事でいる事を伝えます

この時 誘拐犯からの電話と思っている母親は息子に

「ゆび一本でも触れたら許さないから」と言いますが

字幕では「髪の毛一本でも傷つけたら・・・」となって居ます

 

多分こちらが本当なのでしょうが 日本ではそういういい方はしないので

音声では「ゆび一本でも・・・」の表元になったと思われます

 

むかし母親が歌った子守歌を 電話で歌うよう彼に要求します

つまりジヨッシユが生きている事を証明させるためなのですが

日本では「ねんねん ころりよ おころりよ」と歌いますが

アメリカでは何やら小難しい歌のようです

 

一方 幼馴染のビリーは毎週土曜日に会いに来てくれて

楽しい時間を過ごします

 

ますます 社長に気に入られた彼は ますます出世して行き

彼女ができます あるパーティでは キャビアを食べさされ

余りの生臭さに吐き出してしまう

 

 

 

ヤングコーンを食べるシーン 体は大きくてもやはり子供なのだと解かります

 

 

パーティを抜け出し 夜の町に  リムジンの屋根から顏を出し大はしゃぎ

 

 

 

彼の部屋でトランポリンで遊ぶ二人

 

 

彼のアパート(日本では豪華マンション)で 彼は年上の彼女の手ほどきで

童貞を捨てる事に

大人(?)になった彼はますます仕事は順調で順風満帆が続きますが

やはりそこは 13歳の子供 母親会いたさからホームシックになり

元の自分に帰る事を決心します

 

ビリーからサーカスの開催されている場所の情報を受け取った彼は

大事な会議も抜け出し タクシーを拾います

日本なら手を上げて 呼び止めますが 向こうでは指笛で呼び止めるようです

それにしても タクシーの運転手はよく気が付くものだ

よっぽど大きな音が出るのでしょう

 

 

 

さてようやく探し当てたゲーム機でようやく元の姿に帰る事ができます

 

 

 

懐かしい自分の家に入って行きます 母親の「ジョッシユなのね!」の声が聞こえ

ハピーエンドとなりますが 彼女の方は一体どうなったのでしょう?

一緒に連れて来る事も出来たのですが・・・ そうしたら彼女も少女になってしまうのか?

それは これからこの映画を観る人のお楽しみ。

 

おわり