№ 534 苦々しい思い出話 | 堀切光男のエッセイ畑

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主にエッセイ。

 

 

 

 

おなじみ オロナミン軟膏 我が家では 虫刺され かゆみ止め

汗疹(あせも)や、かぶれしもやけ あかぎれ もう何でも有りの万能薬

その昔 宣伝には 「ナニワ チエコ」さんが出演していました

 

一方 塗り薬では「キンカン」が思い出されます

こちらはガラス瓶に収まった黄金色の液体、今では見かける事も無いので写真も有りませんが

黄色の箱に入っていたのを思い出します ネットで検索したら 今も販売されており

家庭の常備薬として愛用されている様です

 

その宣伝に使われたコマーシャルソングと言えば

「♪キカンキンカン 酒のカン 嫁に持たせにゃ 働らカン」てな駄洒落ソングでした。

柑橘類の「金柑」の写真も使われているところを見ると 金柑を材料とする薬品らしい

 

昔 陰嚢周りに「インキン」をうつされ このキンカン液を塗って治療した事を思い出します

ものすごく しみるので 団扇で仰いで一刻も早く液体を乾燥させた事を懐かしくも

ほろ苦く思い出します

 

 

 

思い起こせば18歳の頃 葉山の海水浴場に出かけ 帰りにろくにシャワーも浴びないで

電車で帰ってきたのが原因だと思われるが 翌日猛烈な痒みに襲われ

たまらないので ボリボリとかくと まるでフケの様に皮膚がはがれ落ちて不潔この上無い

初体験だが これがかの有名なインキンだと悟った小生は 直ぐに隣の「アラカワ薬局」に飛び込んでこのキンカンを2本も買い求め陰部に塗りたくった 青春の日々を苦々しく思い出しました

当時からインキンはウイルスなので うつるものだと認識しているのですが

陰嚢が無い女性には うつらないんですかねえ

 

ところが聞いた話なんですが 骨折か何かで入院していた若い男性がこのインキンにかかり股間をかくこともままならないので看護婦さんに訴えたところ30代と思われる美人の看護婦さんは

何やら黄色いスーとする液体を塗ってくれた

途端に痒みは収まったのだが何しろ若い肉体 ムスコは見る見る間に勃起してビンビンに

いきり起ってしまった それを見た優しい看護婦さんは

四角い紙の真ん中に穴を明けるとそれを男性のムスコに被せ 自身にはうつらない様にして

いきなり 上に乗ってきて腰を動かしたそうな

溜まりに溜まっていた若者はひとたまりもなく アッと言う間に昇天これに味をしめた若者は

もうとっくにインキンは完治したのに3日毎に痒い痒いと訴え

毎度毎度 昇天の天国に 「まだまだ 退院はしたくない」と駄々をこねたという

勝手にしてくれな話でした。

相変わらずのしょーも無い話で どーもすいません。