№ 387 ラーメン店内 小話その1 | 堀切光男のエッセイ畑

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小さな ラーメン屋 の小(笑)話 その 1

 

下は ある方の ブログでの当店の紹介文ですが、いつ撮ったのか

カウンター越しに小生の後ろ姿。

カウンターに座ったお客さんにも、いろんな人がいてこのようにインスタ狙いの人。

ひと頃の様に さも常連だと周りにアピールしたい「常連」がやたらと店主に話かける

と言うはた 迷惑な人は少なくなった。

(もっとも 小生 が ヘソ曲がりで この手の人は 余り相手にしない せいもあるかも知れないが)

 

下  当ブログ「ナンバー247 インスタ映えしません」から

で、 小生は お客さんに 全く無関心かと言うと あながちそうでも無いのです。

少食の人、薄味の人、濃い味の人,…5百円以上は食べない人。

みんな お得意さん。

それなりに 掌握して居ります(笑い)

 

今日 五月二十八日午後二時過ぎ 他に客はいない時間帯。

来店した中年の御婦人の お二人が注文した後 大きな声でおしゃべりを始めた。

大きな声でしゃべるので全て聞こえてしまったのだが、

その内容がとても面白かったので、御紹介します。

 

「あの マイナンバーカードって あるじゃない」

 

「うん」

 

「うちは みんな取ったんだけど、私と息子のはめったには、と言うより

 

一度も使った事ないしい」

 

「うん うん」

 

「それでね、私と息子の 二枚を茶封筒に入れて引き出しにしまって置いたのね」

 

「うん うん うん」

 

「そしたら この前 選挙があったじゃない?」

 

「あった あった」

 

「その時の 投票用紙も 茶封筒に入れて 同じ 引き出しにしまっておいたのね」

 

「ふん ふん」

 

「選挙が終わって 投票に行かなかったのを思い出して その茶封筒 捨ててしまったのね」

 

「ふん ふん ふん」

 

「そしたら あんた、間違って マイナンバーカードの方を捨ててしまっていたのよ」

 

「あらまっ 」

 

「それからが大変よ いつも息子に おっちょこちょいと言われているので、何とか息子に

 

ばれない内に再発行して貰おうとすっとんで市役所に行ったのね」

 

「はい はい はい」

 

「そしたら 本人が来なくては ダメって言うのよ」

 

「あらまっ」

 

「しょうがないので息子に 謝って 二人で市役所に行ったわよ」

 

「あらまー 大変だあ」

 

「そしたらね、 うふふふふ(思い出し笑い)」

 

「なによ  どしたの」

 

「手続きは わりと簡単に済んだのね  ハンコもいらなかったし」

 

「へー そうなんだ」

 

「ただ、書類に(紛失 した理由を 詳しく書くように)って欄があってね。

 

しょうがないから 恥ずかしいけど 正直に書いたわよ

 

封筒の中を確認しないで 間違って捨ててしまいましたって」

 

「あははは   そのとおりだもんね」

 

「それから 二人分の書類を 提出したのね。 そしたらさあ、

 

係の女の人 が(ぶっ  )て吹き出したのよ。

 

隣の 人も覗き込んで 二人で大笑いしてるの」

 

「あらまっ」

 

「私 何か へんな事、書いたかしらと 思ってもう一度 見せて貰ったのね」

 

「な、なんて書いてあったの」

 

「息子の書類の  紛失理由の欄に一言、

 

(母に  すてられました) って」

 

おわり