ナンバー 271 ひな祭りのご馳走 | 堀切光男のエッセイ畑

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子供の頃のお雛祭りのご馳走と言えば 五目ご飯でした。

 

和歌山南部の故郷では「おまぜ」と呼んでいました。

 

ただ、なまりで「ザ行」と「ダ行」が 逆なので「おまで」と発音します。

 

関東の五目ご飯と違うところは かやく に大豆と高野豆腐が入っているところ。

 

他にも黄色い沢庵の千切りを散らしたりします。

 

アゲに詰めてお稲荷さんにもしますが、 俵型ではなく 三角の大きい稲荷ずしでした。

 

 

 

上  4月に入ると和歌山では 早くも山菜が芽を出しはじめました。

 

いたどり はゴンパチと呼んでいましたが、意外にも他の地方でもこう呼ぶところがあるようで、

 

都内でもメニューにゴンパチ料理と載せている店もあるようです。

 

子供の頃は 道端によく生えていたので、ポキッと折って生食したものです。

 

酸味が強いので大鍋に湯を沸かし灰を入れゴンパチを湯がきます。

 

すぐに流水にさらすと保存食になります。

 

鍋に残った熱いお湯は庭に生えた雑草にぶっかけます。

 

除草剤の代わりでした。

 

 

上は ゼンマイ

ゴンパチとゼンマイの写真、さぞや奥深い山中で撮ったと お思いですか?

どちらも「向島百花園」の園内で撮りました。

 

三月四日  今日はレッズのホームでの初のゲーム。

 

サッカー場での御馳走は毎度変わらずのサンドイッチ。

 

 

そしてゆでタマゴ。

故郷では「うで タマゴ」。

子供の時は 年に一度だけ 運動会の日にしか食べられなかった御馳走でした。

 

やっぱり 一番の御馳走は良く冷えたビール。

今日も三杯も飲んでほろ酔い気分。

試合は 負けたけど。