ナンバー 232 推理 小生 ? | 堀切光男のエッセイ畑

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主にエッセイ。

 

先ず 下の 三っつの 句を 読んでみて下さい。

 

 

鍋の 座の

欠けたる 席の

広さ かな

 

炬燵寝を

十八番としたる

下戸の 人

 

しはぶきに

ー  ー すながらの

正 信 偈

 

 

三句目は 達筆過ぎて読み取れませんが

正 信 偈 (しょうしんげ)と 読ませて貰いました。

正 信 (念仏)偈 とは浄土真宗 の親鸞聖人の書かれた お聖教で

「帰命無量 寿如来(きみょう むりょうじゅにょらい・・・・・)と続く偈文です。

浄土真宗では御葬式でも念仏として読まれるようですのでこの句の意味としては

「咳を収める  おまじない。 若しくは もう少し 生かせて置いて下さい」の御念仏と

読みました。

 

しはぶきに  ( 持病 の 咳、あるいは 老人性の咳)が出て

ーー すながらの

思わず 御念仏を 唱えた    と読んだのですが、あっているでしょうか?

 

そうすると一句目は バス旅行  あるいは老人会の旅行で宿の 宴会時に

空席を見つけて 顔見知りの欠席を知り、

「どうしたのかしら、 急に具合でも悪くしたかしら」

と心配する お年寄りである事を 思わせる。

 

二句めは 早々に宴を辞し、いつもの炬燵寝と決め込んだ

お酒の飲めない 初老の女性 と推察しました。

 

 

実はこれアマゾンで中古で買った 浅田次郎    の本の末尾に書かれていた

「詠み人 知らず」 さんの 句なのでした。

 

 

推察 なのですが、(たぶん女性)は 旅のお供にこの本を持参した。

この浅田さん   の本は 妻も良く読んでいますし、私も「鉄道員   ぽっぽや」 「ラブレター」などは

好きな作品です。

そこから推理したのですが、この本の前の持ち主さんは年齢 六〇から七〇前後の素敵な女性。

俳句もたしなむ達筆な風流人と 決定! しました。

はずれていたら ごめんなさい。

 

センセー  プレバトの センセー 三っつ の句、この解釈で あってますかあ。