先号で山菜の話を書きましたが、和歌山県南部の田舎ではいろんなものを食べていました。
誤解の無いよう断わって置きますが、五十年以上も前の話で、現在も食べているかどうかは解りません。
よく知られているものは,書かないつもりなのですが、これだけは知って置いて貰いたい程 旨いモノは
梅の実、 渋柿,柚子の実です。これらが、木になったまま完熟してやがてポトンと落っこちてきます。
それを木の下でじっと待っていて学生帽子で受け止めて食べた時のその甘さ,香り,食感は
いくつになっても忘れられるものでは有りません。
あの木がもうそろそろだと言う情報力と食い意地とヒマを持て余していた我が小,中学時代でした。
つづく
もうすぐ端午の節句ですがこの日には関東では柏餅をたべますね。
ところが関西以南では柏の木が無いので代わりに「サルトリイバラ」の葉を使った
「イビツ餅」を作ります。 餅の形が丸ではなくてイビツなので「イビツ餅」です。
この猿が絡まったと言われる「サルトリイバラ」の実を食べていました。
青い実はとても酸っぱくて、人の食べるモノではなさそうですが、中国では「山帰来 サンキライ」と言って
その実や木の根は漢方薬として食べていたと言われているので、口にしたのは間違いではなかった訳です。
同じく、とても酸っぱい木の実は「ウメモドキ」です。
故郷ではこの木を「シンプリン」と呼んでその赤い実をよく食べていました。
小学校の横の畑には「ニッキ」の木が有り、よく肥後守(ひごのかみ ナイフの事)で樹皮を採り、
ガムを噛むようにしゃぶっていました。
シナモンと良くにていますが、日本産はニッキと言い今は貴重なのだとか。
昔は駄菓子屋でも束ねたモノを売っていたそうです。
他に酸っぱいモノは「ギシギシ」の茎。「つつじ」の花もほのかな酸味で美味しかった。
それにしてもよくお腹を壊さなかったモノです。
つづく
ついこの前テレビでやっていた,珍しい果実で落下した小枝についた三味線のバチのような
形をした実、名を忘れてしまったのですが、村に一本だけこの木があり確かに食べた記憶があります。
他には「ポポウ」の木はうちの庭に有りました。
バナナとマンゴウを合わせたような味がしました。
イチジクに味も形も良く似ているが二センチ程のちいさな実は「ヤタビ」と呼んでいました。
キウイに似た味のマタタビの実は「コンコン梨」。山モモ、山グミ、野イチゴ、何でも有りましたが
不思議と山ブドウだけは食べた記憶が無い。
多分もう少し寒い地方に自生するのだろう。
つづく
臭木(クサキ)と言う文字通り臭い木が有りますが、その葉は茹でると臭みが抜けるので、
天日に干して置いて大豆などと煮てたべます。
この臭木の幹を割ると(クサギの虫が)出てきます。
山蛾の幼虫だと思いますがこれをかまどの熱い灰の中にうずめて置きます。
やがてこんがり香ばしく焼きあがります。
アツアツのを食す訳ですが、とてもクリーミーだったのを覚えています。
了
(後記) 実は果実から、動物に移った辺りから過激に書いたのですよ。
例えば「地バチの頭をプチッと引き○ぎって、舐めると蜜のように甘い」とか
「足長バチの巣を取って幼虫の見た目はウ○虫そっくりなのを生で食べる」とか、
「山蛾の幼虫はイ○虫そっくり」とか(こんなモノ)を食べたとインパクトの大きなな
記事を書いたのですが、投稿の段になって、「禁止のタグ」が含まれると言う事で、
投稿出来ませんでした。
で、これかなと思われるモノを削除していったら,投稿できました。
今回,改めて あやしいモノを伏字にして投稿する訳ですが、この文章を今、貴方が
読む事が出来ていれば、それは「やったね!!」と言う事なんです。
再び 了
こんなモノも・・・・・
みたび 了
